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24.甘露寺さん ページ26

『ふふふふ』


「あー……良かったわね!」


『ふふふふ』





あの後迷惑をかけてしまったが、善逸さんと長くいれた事に嬉しさを感じ口角が上がる。

ちゃんと、ちゃんと渡せた!

本当に渡したかったのは善逸さん だったと私は頭の中からその悩みがサッと消えた。





「こんにちは〜!」


『こんにちは〜 って、甘露寺さん!』


甘「うふふ!来ちゃった〜!」





昨日の事を思い出しながらにやけていた私の元によくお茶に誘ってくれる甘露寺さんが来た。

桜色の着物を着ていて、珍しい桃色と黄緑色の髪をしている。

…おまけにないすぼでぃだし


今日は前々から文通で約束していたお茶会をする為に来てくれたらしい。





甘「じゃあさっそく行きましょ!」


『はい!』





お店は事前から非番にして、朝から時間をかけておめかしした私は甘露寺さんと並んで街を出た。





『今日は隣街まで…でしたっけ?』


甘「そうそう!!あのね、また新しいお店を見つけたのよ!任……仕事帰りに見つけたんだけど…」


『へぇ、それはとても楽しみです!』





楽しそうに話す彼女に見入ってしまう。

行動一つ一つが可愛くて、女子を代表する様な顔立ちや性格に惚れてしまう。

私が男だったら求婚してますね。





『また甘露寺さんの恋話聞かせてくれませんか?』


甘「え?!?!え、も、もうAちゃんったら…良いけどね?でも、聞いてて面白くないでしょう?」


『面白いから聞いてるんですよ』


甘「え、私馬鹿にされてる?!?!」


『あ、そういう面白いじゃなくて!というか、面白いじゃなくて楽しい!楽しいんです!』


甘「ほんとに?」


『はい…』


甘「うふふ!えっとね、あ!昨日はね天丼屋さんに連れて行ってもらったんだけど………」





頬を赤らめながら話を続ける彼女はやはりとてつもなく可愛いので結婚させていただきます。




_______

25.天丼→←23.フガッ!!



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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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P3(プロフ) - おバカな莉久( ^∀^)さん» コメントありがとうございます!え〜ホントですか!周りに一日生まれあまりいないので嬉しいです! (2022年4月15日 18時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな莉久( ^∀^) - こんにちは!すっごく面白かったです!あと、関係無いのですが主さんと私、誕生日一緒です! (2022年4月15日 6時) (レス) @page41 id: 3306846233 (このIDを非表示/違反報告)
パプピーマン。(プロフ) - 暁さん» 暁さんありがとうございます…!!どうなっちゃうんでしょうか夢主ちゃん〜!(˘ω˘ ) (2020年11月29日 20時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年11月29日 19時) (レス) id: 14f552fd6c (このIDを非表示/違反報告)
パプピーマン。(プロフ) - 紅アサしかかたんさん» 好きだなんてありがとうございます…!作者は評価してくれる紅アサしかかたん さんが好きですよん(`;_;´) (2020年11月20日 20時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくれ | 作成日時:2020年11月18日 23時

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