求婚されたので承知したら逆に断られました。は？【鬼滅の刃】

19.大丈夫？ ページ21

＿＿＿そこから私はまた善逸さんを避ける事となる。

初めての経験で、沢山分からない事があった。

善逸さんの顔を見ると 自分の顔が熱くなり、「え、風邪？！大丈夫？？？」とめちゃくちゃに心配されるようになった。

それを毎度聞くと自分が恥ずかしくなり、前のようにまた避ける事となってしまったのだ。


閉店後の店の机を拭きながら大きい溜息を着く。

また善逸さんに迷惑をかけてしまった。

善逸さんは全然悪くないのに…

と、今度は先程よりも小さい溜息を着いた。





「前の時よりも元気なくしてるわよ？」


『うん…ちょっとまた……』


「あー…早く謝った方が良さそうじゃないのぉ？」


『分かってるけどもぉ……』





それが出来ないくらい気まずいから困ってるんだよぉ……

こんな事では今度こそ善逸さんに嫌われてしまう…

いや、そもそも私と善逸さんの間には関係なんてあったのか…？？

求婚される、断る、 それで関係は終わりでは…？？

もしかして、今まで友達？と思い込んでいたのも私だけ…？！？！


益々不安が込み上げてきて、もう何が何だか分からなくなって来た。





「_____Aちゃん大丈夫…？」


『えっ、あ、ぜ、善逸さん！』


善「Aちゃん、また俺を避けてる気がしてこっそり来たら、俺に気づいてなかったから声掛けてみたんだけど……」


『ご、ごめんなさい……』


善「て、て言うかまだ熱ある感じ？！？！少し休んだ方が良いんじゃないの？！？！」


『こ、これは違いますから気にしないで！！』


善「違うって何が？！？！」





善逸さんは女の子が好きなのに、こう言う事には鈍感なのか…？！

上手く察してくれないかと心の中で思うが、その事が叶うことはなかった。




＿＿＿＿＿＿＿

皆さんあけましておめでとうございます！！

更新サボってしまいすみません(ｰｰ;)

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