煉獄先生は私が嫌い！【鬼滅の刃】

23.ナンパ ページ27

誤字を訂正致しました！
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当日。

昨日はとても大変な日だった。

いつもと違うメイクの練習をしたり、服を選んだり、明日は何処のお店に行く など計画的なプランを一日中考えた日だったから。

正直言うと、煉獄先生の好物がさつま芋しか分からないので、さつま芋重視となったスイーツ店にする事にした。

約束された十二時より十五分も前にキメツ広場に着いた。

暇なので、煉獄先生と連絡先を交換していない私は、外でイヤホンをさして音ゲーをしていた。


微かに人が私の事を呼んでいる。

煉獄先生の声では無いので無視をしていた。

無視をされて怒ったのか腕を引っ張られ強制的に後ろを向かされた。





「なぁなぁ姉ちゃんよ。今一人？誰待ってんの？」


『同僚です。男の。約束してるんです。話は済みましたよね？さようなら。』


「ちょちょ、冷たいなぁ…まだ時間あるなら俺と遊びに行かない？」


『私、そんな軽くないんですけど？それにあと十分で彼も来ますので。』


「そう言わずにさぁ……」


煉「同僚に何か？？」


「あ、さーせんした。」





そそくさと逃げていった男を唖然と見ていながら黙っていると、





煉「触られていないか？」


『ちょっと腕を引っ張られましたが…大丈夫です！』


煉「………そうか。では行こう！今日は君の好きな物を買いまくるぞ！」


『悪いのでいいです。』





少し黙った後、直ぐに元気の良い声で私の好きな物を買う と言った。


……デートじゃないからね！！！




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