12.いい匂い。 ページ13
冨岡先生の家から出て、暗い辺りを見回す。
ここら辺の住宅街はあまり通った事が無かったが、一様家までの道のりはそう長くはないので、歩いて帰ろうと思ってます。
まだ十時なのに静かだな〜…
人の声が一切しない。
コツコツコツ と自分が履いている靴の音が、暗闇に響いていた。
「_____小鳥遊先生?」
『んぇ?』
突如 後ろから呼び止められた為、間抜けな声が漏れてしまった。
「こんな暗い時間に何をしてるんだ!一人で歩いていちゃ危険だろう!女性は特に!!」
『心配ありがとうございます 煉獄先生 。でもここから家が近いので…』
煉「いいや、近くても危ないぞ!俺が送ろう。」
『え、ですから大丈夫で_____』
煉「送ろう!!」
『あ、はい。』
煉獄先生の圧には勝てず、結局送ってもらう事になった。
本人はそんな気無いと思うけど、嫌いな女と歩いていて気分は害されていないだろうか。
いや、私は逆に好きなのでとてつもなく嬉しいのだけれども。
微かにいい匂いするし。
『…その、あの後はカナエ先生はどうなったんですか?』
煉「む、君にももう話が回っていたか…家まで無事に送ったぞ。」
『へ、へぇ…』
言い方的に、何も無かったと予想していいかな?
いいよね。
良かったぁ〜…!!!
いや、良かった って…付き合ってたりしてたら失礼じゃねぇか。
煉「そう言えば、君はここら辺はあまり通らない筈だが……一体さっきまで何をしてたんだ?」
『酔ってた冨岡先生を家まで送ってたんです。』
煉「は???」
_______
13.私が初めてみる煉獄先生の表情→←11.部屋は全体的に青と黒でした。
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パプピーマン。(プロフ) - にゃさん» ひぇえ…!!そんなありがとうございます!お疲れ様でした~! (2020年11月9日 7時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)
にゃ - なんですかこの作品...最高じゃないですか...完結おめでとうございます...(遺言) (2020年11月9日 7時) (レス) id: fe5ea8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - ありがとうございます! (2020年11月1日 23時) (レス) id: 6d97165307 (このIDを非表示/違反報告)
パプピーマン。(プロフ) - ルナさん» 今日は煉獄さんと何をする?!と言う題名の日替わり作品となっております!お時間がある時に覗くだけでも見てってください!<(_ _)> (2020年11月1日 21時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - なんて名前の作品ですか?よかったら教えてください (2020年11月1日 20時) (レス) id: 6d97165307 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくれ | 作成日時:2020年10月26日 0時