煉獄先生は私が嫌い！【鬼滅の刃】

6.コワモテだなこりゃ ページ7

『心配してくださって…その、ありがとうございます！』


煉「………」





はぁあ……

イケメンで女の子の心配もしてくれるわけぇ？

しかも嫌ってる女にぃ？？

好きぴぃ！

最後無視られたけど。


このかすり傷は適当に絆創膏貼っときゃ治るっしょ。

肝心な絆創膏を探す為、自分の席へ戻りガサガサ と鞄を漁るも、結局絆創膏が見当たらなかった。

カナエ先生やしのぶちゃんならきっと常に持ってそうだなぁ……

なんなら包帯持ち歩いてそう。





「…その傷どうしたァ」


『不死川先生！今日の五、六時限目って数学無かったんですね。あぁ、何でも無いですよ。ほっとけば治____』


不「ほらよ。」


『えっ』





スッ と出された彼の大きい掌には、可愛い兎が描かれている絆創膏が一つ乗っている。





不「………妹が万が一の為に ってくれたんだよ。」


『そ、そうだったんですね！てっきり不死川先生にそんな趣味が…』


不「埋められてぇのかァ？」





別に、それはそれでギャップが合って普通に可愛いよね。

プライベートの私服が猫ちゃんのロゴ合ったりしても良い。

え、想像しただけで可愛すぎる……ギャップって大事…





『マジでありがとうございます！めちゃんこ可愛いすね！妹さんセンス良過ぎですよ！！』


不「…褒めすぎだァ」





フイッ とそっぽを向いた先生の耳は微かにピンク色になっていた。

お兄たん可愛いっ




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