番外編�� ページ19
(※眠吐は今週受験があるため、番外編でお送り致します)
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俺は水木。帝国血液銀行で働くサラリーマン。
何でも部長からミスの指摘を受けて今直している所だ。大変3徹のため、部長の話を聞き逃してしまったせいでどこがミスったのかも分からない。
もう一回聞くのもあれだしな……。
水木は眠気と戦いながら悩んでいると、後ろから急の衝撃があった。そして水木の首に手を回していた。
職場でこのようにやる人なんて絶対にあいつしかないに決まってる。俺はその人の名前を呼んだ。
「……院瀬見、毎回職場で俺を抱きしめるのやめてくれ」
「えぇ〜〜、やだよ〜〜
ってか水木、目の下にくま凄いやばいよ？」
「いつもの事だと思うがな」
「ふーん、いつもの事かぁ〜〜。
………………って、だとしたらもっと酷くなってるよ？？？」
「良いんだ、あともう少しで終わるしやっと帰れるんだ」
水木は回した院瀬見の手を解けて、仕事の続きを進めようとした。その時、院瀬見が水木の右手首を掴んだ。
院瀬見の方を見ると、そこには無の表情。
いつもと違った空気の漂いに俺は少しだけ寒気がした。
「…………水木は頑張り過ぎなんだよ。どうせ私利私欲のためだと思うけどさ。でもあんまり無理しないで少しだけは休んだら？
水木が倒れるの見たくないんだよ…」
院瀬見の最後に弱くて掠れた声が聞こえる。
……今まで俺は一体何をしていたのだろう。過去の自分を振り返って馬鹿らしく思えてきた。
「……悪かった。少し休んでくる」
水木は仕事の続きをやめ、椅子から立ち上がろうとした。
………が、急に視界が天井に映ってた。周りの人から見ると、なんと院瀬見は水木を横抱きにしている。
院瀬見に横抱きされてることに気付いた水木は赤面になっていた。
「お、おい！！院瀬見！！！！自分で歩けるから降ろせ！！！！」
「やだ！！水木がふらついて倒れたらどうするの！！！！」
……数時間後。あるモブ部下2人が仮眠室で休憩しようと訪れた。
「あぁー、疲れたよ…仕事やめたい……」
「まじそれな……
…………ん？先客居るぞ」
「ほんとだ」
モブらは閉めてるカーテンを開くと、そこにはベッドの上で寝ている水木を抱き枕にして幸せそうに寝る院瀬見がいた。
「………この2人付き合ってたっけ」←
「疲れで幻覚見てんだわ俺達」←←
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眠吐(プロフ) - そばがきさん» そばがきさん、コメントありがとうございます！！凄く励みになります〜！！受験終わったら更新沢山出来ると思うので、楽しみにしててください〜！！🙌🙌 (1月21日 8時) (
レス) id: e1cef63b45 (このIDを非表示/違反報告)
そばがき - めちゃくちゃ面白いです！！毎回更新楽しみにさせてもらってます、これからもがんばってください、応援してます！！ (1月20日 22時) (レス) @page17 id: 5fd22facb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠吐 | 作成日時：2024年1月15日 14時
