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『真希、どこ行くの?』


硝子さんの所での診察が終わり、
恵や野薔薇と訓練に参加しようとグラウンドへ向かっている途中
走ってどこかへ向かっている真希に声をかける






真希「ちょうどいい、お前もこっち来い!京都校の奴らが来てんだよ。伏黒と釘崎が絡まれてるかもしれねえから急ぐぞ。」



『?わかった。』






状況を理解できないまま
とりあえず真希の言うとおりに後を付いて走る

仮にも姉妹校なのにそんなに仲が悪いのだろうか、
これとも交流会前に問題行動を起こすような血の気の多い人ばかりなのか



真希「恵は放っといていい。野薔薇はどこだ?」

『自販機の前。もう1人いる。』




真希に促され野薔薇の呪力を探る

離れた所で恵ともう1人が戦っているようだが
すでにパンダ先輩と棘先輩が到着している






真希「ちっ、あのバカ…」

『野薔薇!』


急いで校門前の自販機に向かうと野薔薇は既に倒され
女子生徒に銃口を突き付けられていた


呪力は弱まっているが意識はある
すぐに起き上がれるはずだが
まずあの人を野薔薇から離さないと、…






真衣「…!?なんで生きて…」


『?』








真衣「虫唾が走る。汚らわしい…」


『…??』






真希「あれ、真衣だぞ。」


『ええ!?口悪過ぎない?』







真希「ひねくれたんだよ。性格が。」


真衣「落ちこぼれが知った口利かないで。」







真希「ほらな。」


『ほんとだ。』

以前会った時とは見た目も雰囲気も違い全く気が付かなかった
あんなにお姉さんが大好きな内気な女の子だったのに








真衣「…っ、状況が分からないみたいね。」




明らかにイラついてトリガーに手をかける真衣
目線を野薔薇の頭に向けている







真希「真衣!」

『…、』



真衣「ッ…!!!」







『真衣、野薔薇から離れて。』


真衣「指図するな!化け物!!」








野薔薇に向けられていた銃と真衣の周囲を氷で覆い
数歩後ろへ退かせる






《 化け物 》






最近は滅多に聞かなくなった馴染みある言葉に動揺してしまう

だが今はそれに気づかないふりをして
野薔薇の元へ向かった

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駒田針 - こういう小説は胸がキューってなって苦しい (2020年11月16日 19時) (レス) id: b768d69f7e (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - え…好き… (2020年3月25日 7時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
ただの学生(プロフ) - お話すごく続きが楽しみです! (2020年3月15日 3時) (レス) id: 24be68ee0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作成日時:2020年3月13日 21時

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