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〈原宿駅前〉





虎「1年がたった4人って少なすぎねぇ?」
伏「それだけ少数派なんだよ、呪術師は。」




渋谷の原宿駅前に集合とだけ伝達され
2人で五条先生を待つ





虎「あと2人とも女子なんだよな。伏黒はもう会ったことあるの?」
伏「片方はな。俺とは別の任務で九州に行ってたが今朝帰ってきたらしい。」


虎「そいつも伏黒みたいに色々技使えんのか?」
伏「ああ。お前とは話が合うかもな。あんま距離近いと五条先生にキレられるから気を付けろよ。」



虎「?あ、来た!」





改札を通る五条先生を発見し、興味津々に身を乗り出す虎杖

伏黒も任務完了直後の同級生が気になってか後ろの人影に視線を向ける





























悟「おまたせー。お、制服間に合ったんだね。」


コンビニに寄ったのかビニール袋とゼリーを片手に
こちらに向かってくる五条先生






虎「おうっ。ピッタシ。あれ、1年の同級生は?」

悟「ん?連れてきたよ…って、あれ!?」


伏「あれじゃないっすか。改札のとこで足止めされてますよ。」




ふり返るとまだ改札の手前で4人組の男に囲まれ
迷惑そうに行き場を失っている様子が見える





虎「うわ!ナンパされてる!すげえ初めて見た!」
悟「はぁ、困ったねぇ」


すぐに踵を返して改札に戻る五条先生
しかし囲まれていた女の子はチャラそうな男たちに何かを渡して改札を抜けてきた


伏「なんか渡してるぞ。」
虎「あ、来た!」



追いかけてくるチャラ男達を迎えに戻った五条先生が追い払い
そのまま小言を言われながら手を引かれてこちらに向かってくる


真っ黒な制服で余計に白い肌が目立つ

一見おっとりそうだがなどことなく張り詰めた不思議な雰囲気の美人だ







悟「はい、お待たせ。冬賀Aちゃん、15歳でーす。誕生日は12月9日。好きな食べ物はあったかい食べ物、好きな異性のタイプは最強の男。他に質問ある?」


虎「なんでそんな詳しいんだ…。」





『最近はコンビニおでん巡りがマイブームです。初めまして、悠仁。』


伏「タイプは訂正しねえのか。」
『…”五条悟”って言わなくなっただけマシ。』

虎「はぐッ…、女子に名前呼びされたっ」




悟「Aは宿儺の血を引く子孫だから、悠仁はあんまり近づいちゃだめだよ。孫との初対面で宿儺のテンション上がっちゃうから。」


虎「え!?」

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駒田針 - こういう小説は胸がキューってなって苦しい (2020年11月16日 19時) (レス) id: b768d69f7e (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - え…好き… (2020年3月25日 7時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
ただの学生(プロフ) - お話すごく続きが楽しみです! (2020年3月15日 3時) (レス) id: 24be68ee0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作成日時:2020年3月13日 21時

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