Cheri【アイナナ】 (ページ22)

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第20話ページ22

ずっと沈黙を貫いている3人を見て、ダメだったのかなと落ち込んでいると…

三「おい、お前らも何か言ってやれよ。悠人落ち込んでるぞ。」

「み、三月さん！いいんです、きっとダメだったんですよね。」

環「…っ、だー！！！めんどくさい！！悠人王様プリン好きか？！」

「えっ？！あ、好きです、けど…」

環「じゃあ、お前いいやつだ！踊りも歌もうまかった。それに王様プリン好きなやつに悪いやつはいないからな。面倒くさいこと考えるの、無理だから。仲良くしよーぜ。」

「え…、認めてくれるんですか？」

一「認めるも何も、あれだけの実力を見せつけられれば認めざるを得ません。確かにダンスは間違いが多かったと思いますが、ほぼ初心者の上、短時間であそこまで踊れるのであれば、きちんと指導すればどうにかなるでしょう。」

「和泉さん…」

一「それにあなたの歌は七瀬さんと並ぶくらい、上手でした。…いえ、七瀬さん以上かもしれません。」

大「そーだな。お兄さんも感動しちゃったよ。なんか意地悪しててごめんな？」

「みなさん…ありがとうございます！」

みんな、認めてくれたんだよね…？本当に？夢じゃないんだよね？

ああ、涙が止まらないや。今はいいかな、泣いても。だってこれが終わればいくらでも泣いていいって小鳥遊さん言ってくれてたもんね。

壮「わわ！悠人くん泣かないで！」

環「ど、どうした？！どこか痛いのか？王様プリン食べるか？」

三「環…なんでここで王様プリンが出てくるんだよ。」

陸「悠人、良かったね！」

ナ「OH…あなたに涙は似合いません。どうか笑ってください。」

一「まったく…よく泣く人ですね。」

大「あー、これ俺たちのせいってやつ…？お兄さんの胸貸してあげようか？」

IDOLiSH7-大和「おっさん/二階堂さん/大和さん/ヤマト/ヤマさん！何言ってるんだよ！」

大「な、なんだよお前らみんなして…冗談だろ…」

三「大和さんのは冗談に聞こえないからやめろっつーの！」

万「そうですよ、それに悠人くんに胸を貸すのは俺ですからね。」

IDOLiSH7「…えっ？！！！」

万里さん…そこ張り合わなくても。

なんだかそんなやり取り見ていたら、涙も引っ込んできちゃったよ。本当に面白いなぁ…

紡「みなさん、Aちゃんのことが大好きなんですね。」

コソッと耳元で言ってきた紡ちゃんの言葉に顔が赤くなったのは秘密。