Cheri【アイナナ】 (ページ3)

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第1話ページ3

初めまして、AAと申します。

私はいつか歌手としてデビューできることを夢見て、今日も公園で路上ライブしております。

観客は、近所のおばあちゃんおじいちゃん、それと公園に遊びにきている親子。

なかなか有名にはなれないけど、聞きに来てくれるお客さんたちが応援してくれるから頑張れるんだ。

「今日もありがとうございました！」

おばあちゃん「相変わらず綺麗な歌声だねぇ。」

おじいちゃん「本当だね。これからも頑張るんだよ！」

「えへ、ありがとう！おじいちゃん、おばあちゃん！」

名前は知らないけれど、こうやって応援してくれるの。

この声にいつも支えられてきた。
本当にありがたいなぁ。

なんて事を思いながら片付けをしていたら

？「君、歌がとても上手だね。僕は心をギュッと掴まれたよ！もし良かったら僕の事務所で歌手デビューしてみないかい？」

「え…？？」

突然のことに言葉が出なかった。

本当に？デビューできるの？

唖然としてしまい、中々答えられないでいると

？「突然でびっくりさせてしまったみたいだね。
僕はこういう者なんだ。」

優しそうなおじさん？から差し出されたのは名刺だった。

それを受け取るとそこに書かれていたのは

「小鳥遊芸能事務所、代表取締役小鳥遊音晴…さん？」

音「そう！IDOLiSH7って分かるかな？
その子たちが所属してる事務所の社長をやっているのだけれど…
良かったら君をこの事務所でデビューさせたいんだ。」

「あ、IDOLiSH7？！」

(IDOLiSH7ってすっごく人気の7人グループのアイドルだよね？まさかの…すごい人だ…)

音「IDOLiSH7のこと知ってくれてるんだね。いやぁ、嬉しいなぁ。
それで、どうかな？話だけでも聞いてみないかい？」

デビューできるチャンス…

こんなチャンス二度とないかもしれない…

逃すわけにはいかないよ…！！

「ぜひ！よろしくお願いします！！」

音「じゃあ、決まりだね！！
早速だけど僕についてきてくれるかな？」

「あっ、はい、分かりました。」

そう言って小鳥遊さんについて行くことになった。