ヤキモチ妬いても家焼くな【露伴】 ページ32
「仗助!億泰!」
「あ、Aさんちわーっす」
「なんか久しぶりな気がするぜェ」
さては愛しの彼が離してくれなかったな??ニヒニヒ楽しそうに笑う可愛い高校生たち。その通りだよとも言えないまま笑顔で返事した
私の彼氏、岸辺露伴は有名な漫画家で、変人で、ヤキモチ妬きなのだ!!すごい変質的で偏執的な嫉妬をしてくる。それは二人も歪曲的ではあるが理解している。彼らは面白がっているが、私からすると笑い事ではない
「今度露伴が許したら一緒にご飯行こーよ!優しいお姉さんが奢ってあげるからさ」
「マジすか!それはありがてえっす!やったな〜億泰!」
「おう仗助!そんじゃあ、あんまり露伴にちょっかいかけねぇようにしねえとな〜〜」
怒らせたら許可おりねえぞ〜。といじらしい(?)年下に庇護欲が湧く。弟がいたらこんな感じなのかな、と思わず笑みが零れた。さて、そろそろ露伴邸に戻らねば
「じゃ、また会う時までに話つけとくね!」
そう言って私は二人に手を振る。彼らも手を振り返した。可愛い
彼の家に着いた。いつ見ても豪華だなと思う。これが売れっ子漫画家か…
貰った合鍵を差し込み、ただいま、と声をかける。ここに住んでる訳では無いがこれは彼の要求の一つである。こういう所は可愛い
「おかえり」
原稿を完成させていたのか、彼が出迎えてくれた。キスハグの愛情表情はほぼないものの、こういう細かい所で示してくれるから不安はない。むしろ必要以上に迫られるよりは嬉しいくらいだ
「今日も仗助たちと会ったのかい?」
「うん。ねね、今度ご飯一緒に行ってもいい?」
頼まれていた買い物袋を手渡しながらねだる。少しだけ不機嫌そうな顔をして悩んでいる。彼と仗助億泰コンビはあまり虫が合わないのだ
「お願い!」
当社比500%の愛らしい顔をして彼を見つめる。唸れ!俺の表情筋!!
「いい…が、今日から僕の家に泊まれ」
「そんなことでいいの?」
意外。いつもなら私とのにらめっこに負けて渋々ヤバい条件出してきて私が諦めざるを得ないか強行突破かのどちらかであるのに
「荷物も全て持ってこい。住んでるアパートも解約しろ」
「僕と一緒に住むんだ」
「…え?!」
まさかの同棲のお誘い。あなや
「分かったな?」
頬を染めて睨んでくる。嬉しくて「はい!」と返事をした。そんな私を見て彼は笑った
その後、二人との食事に露伴が着いてきて、思いっきり牽制をかけて険悪な空気になるのは別のお話
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たつみ(プロフ) - 海月さん» いえいえ、私もサーレー好きなのでリクエスト貰えて嬉しいです、ありがとうございます!海月様の思っていたものと違っていないかどうか不安でしたが、ご期待に添えられたようなら良かったです<(_ _)>また機会があればよろしくお願い致します! (2021年6月4日 13時) (レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - リクエストにお応えしていただきありがとうございました。今回もとても素晴らしいお話でした。サーレーの夢小説を書いてくれる人は少ないので助かっています。本当にありがとうございました。 (2021年6月4日 7時) (レス) id: fb1aebaa24 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - 海月さん» 了解です!遅くなってすみません(>_<;)出来上がった話に問題点があったら遠慮なく仰ってください!少々お時間頂きます<(_ _)> (2021年6月4日 0時) (レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - リクエスト失礼します。サーレーの夢をお願いします。病んでいる感じで書いてくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。 (2021年6月1日 22時) (レス) id: fb1aebaa24 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - モモまんじゅうさん» 了解です!ありがとうございますm(*_ _)m完成したものに何か気に入らない点などがありましたら、遠慮なく仰ってください! (2021年5月28日 21時) (レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペンシル x他1人 | 作者ホームページ:http://uranaimonsuto
作成日時:2018年12月30日 17時