side story 白椿の花束に�� ページ31
『Are you spending everyone and funny Ichiya?
Well, I'll sing this song to my small hierarchy in the last scene.(皆さん、楽しい一夜をお過ごしですか？
さぁ、終幕にこの曲を私の小さな天使へ歌いましょう。)』
歌に酔いしれた観客達は、もう最後なのかと嘆く姿を彼女は、優しく宥めて、ボクの方をみて優しく笑って歌い出した。
さっきまでのバーの雰囲気に合わせたジャズ調の曲からガラリと変わって、優しくゆったりとした歌がバーに響いた。
英語の歌詞でどう言う意味がわからなかったがどうも子守唄みたいで、前の席を占領していた怖い顔のおじさん達が眠たそうな目をし始めて、彼女の2分ばかりの歌の途中で寝てしまうほど、心地の良い空間を彼女はあっというまに創り上げてしまった。
歌が終わった瞬間、割れんばかりの拍手がバーに響いた。
それから、アンコールを求められた彼女は、リクエストされた曲を歌って、綺麗にお辞儀した。そして、観客達から渡されるたくさんのプレゼントを両手一杯に抱えて舞台袖に消えて行った。
天「あ、花束…」
ボクは渡せなかった花束を見てどうしたものかと考えていたら、肩を叩かれて振り返るとマスターがバーの後ろにあるドアを指差してウィンクして来た。どうやら、そのドアから彼女に会いに行っていいと言われみたいでボクは少しぎこちない英語の感謝を伝えてドアを開けた。
ドアを開けて廊下を少し歩くとまたドアがあって、ボクは二回ノックした。
『はーい、どうぞー』
天「失礼します」
ドアを開けると部屋一杯のプレゼントに圧倒されつつ手招きする彼女の元に行って花束を渡した。
天「お疲れ様です、素晴らしいパフォーマンスでした。あの…良かったら、受け取って下さい！」
彼女は、真っ白な椿の花束に一瞬驚いて、笑顔で花束を受け取ってくれた。
天「もしかして、この花嫌いでしたか？」
『嫌いじゃないよ。むしろ、好きなの。だから、びっくりしちゃって…。でも、君の方がこの花が似合うね』
そう言うとAさんは、白椿を一輪ボクの髪に付けて満足げに頷いた。
天「ボク、男です…」
『そんなの関係ないわよ。白椿の花言葉は至上の愛らしさって意味があるの。天使みたいな君にピッタリだもの。それで、私の小さな天使さんお名前教えて頂けます？』
天「貴方のものになった覚えはありませんが……ボクは、九条天。貴方を超えるアイドルになる人間だ。」
これが、あの人ーー高円寺Aと九条天の出会い。
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ルイナ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！無理はしない程度に頑張ってください！この作品は好きなので応援してます！！ (2018年9月15日 14時) (
レス) id: 29bcf3ece3 (このIDを非表示/違反報告)
くま吉(プロフ) - ちょっと、諸事情で描きまとめてから一気に出そうと思っているので更新かなり遅いです。本当にすみません…。いろいろ、関係性が複雑になりつつあるのでお家のイメージもまとめて設定として書こうと思います。 (2018年3月30日 23時) (レス) id: b516715335 (このIDを非表示/違反報告)
くま吉(プロフ) - Rennさん» こんばんわ、ご指摘ありがとうございます！たぶん、一軒家なんだと思いますが、ゲーム・漫画等であまり触れられていないのでかってにマンションイメージで書いていました。その方が自分的にはすっと入ったので…笑 イメージ的にはブラザーズコンフリクトのお家ですかね (2018年3月30日 23時) (レス) id: b516715335 (このIDを非表示/違反報告)
Renn(プロフ) - アイナナ寮って一軒家なのでは？ (2018年3月29日 17時) (レス) id: fd2582f500 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - いえいえ！更新、楽しみにしてますね！頑張って下さい！感想も書かせていただきます！ (2018年2月8日 22時) (レス) id: e95cae0129 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま吉 | 作成日時：2018年1月25日 23時
