和泉一織の彼女【和泉一織】 (ページ30)

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楽しい昼休みも終わり、部活の時間。

なんとなく一織のことが気になって部活に集中できない。
今までこんなことあんまりなかったのに、

　「ぼーっとしてたら楽器ぶつけるよ？」

　『わかってるよ、』

　「どうせ彼氏のことでしょ」

　『んー、まあ』

　「今までそんなことなかったのになんかあったの？」

　『別にー、ライブのこと考えてただけだよ』

　「そお？ならいいけど」

理由が違うのはなんとなくバレてるきがするけど、
自分の気持ちを落ち着かせるためにも嘘をついた。

今日は新しい曲の合奏があるのだ。
私が担当しているクラリネットは、その曲の頭からメロディーだからいつもより念入りに練習しなくてはならない

気持ちを切り替えて、集中しなくては。

⚪︎○.

　「そういえば知ってる？！一織くんにさ！！」

　「え、なになに？！」

　「あんまりみんなに言ったら駄目だからね、、！」

　「もちろん！！」
　

　「、、、彼女いるらしいよ、！」

、、、？どこ情報なの、
その後も耳を覚ましてきいた

　「いや、知らないけど！！なんか女の子と歩いてたらしい
よ！この前！」

　「え、どんな感じ？手繋いでたとか？」

　「噂だから何とも、、」

もしかして、この前帰った時、？

　

　「ショックだな、一織くん好きだったのに、」

　「わかる！！みんなの一織くんじゃん、」

これもまた私の心を傷つけた。