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｢あ、あなた方は…何なんですか！｣
沸々と沸き上がる怒りを、最小限に抑えながら
陸達を問い詰める。
｢あなた方にデリカシーと言う言葉は存在しないんですか？
…じゃあ私も言ってやりますよ。まずは七瀬さんですか？七瀬さんの恥ずかしい事、言いますよ。｣
冷たい眼差しで、大和と陸を壁へと追いやった。
｢お、おいイチ……そこら辺で……なぁ？｣
｢そこら辺？…こっちの気持ちが分かりますか？｣
｢ごめんな、？一織……｣
｢もう通用しませんよ。小首傾げる仕草なんて。｣
｢えぇ……ゆ、許してよ…｣
｢ほ、ほら！リクも言ってるんだし…！｣
｢七瀬さんもそうですが、二階堂さんもです！リーダーが悪乗りして…今後のアイドリッシュセブンが心配ですよ！｣
｢は、はい…。｣
とうとう何も反論できなくなり、2人とも一織をすり抜け、正座する。
｢イチ…ほんとごめん……。｣
｢一織…！ごめん…｣
｢土下座はだめです…！
に、兄さん、兄さん！｣
どうしていいか分からなくなり、三月を呼び
助けを求めた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.
｢んで？どーしてオッサン達は正座してんだ？｣
部屋の外まで聞こえてた怒鳴り声から、なんとなくは想像出来ていたが
部屋に入った瞬間。この光景だ。
ゾッとする。
｢……ていう感じなんですけど…｣
｢いや、それは大和さん達が悪いだろ！！｣
｢ですよねー…｣
｢大和さん…正座…きついです…｣
｢耐えろ…リク｣
｢聞こえてますけど。｣
｢…んーまぁ、一織。今回は100％大和さん達が悪いけど、そんなに怒んなよな？｣
｢…はい｣
あんなかき乱された一織を見れるのは
もう、ないのかもしれない。
そう考えると、レアで良かったかも。
と、特した気分になってる二階堂大和(22)であった。
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作者名：あいぱれっと | 作成日時：2022年1月10日 17時
