再開のアポイントメント ページ8
#数週間後#
「よろしくお願いします。」
「えぇ、よろしくお願いしますね。」
今日は大和くんと千さん、ZOOLの棗巳波くんが共演しているドラマの撮影現場に来た。
ドラマの撮影の後はIDOLiSH7のメンバーで次のライブの打ち合わせがあるので、大和くんをすぐに打ち合わせ場所まで送らなければならない。
「岸川さん、ちょっとお話をお伺いしたいのですが。」
「?うん………」
撮影開始まで待機していた時、巳波くんに呼ばれスタジオから出る。会話も無いまま彼の背中を追いかけると、スタジオから少し離れた自動販売機の前で止まった。
「どうかした…?」
「亥清さんが、最近貴方にご執心らしいので気になって。」
「あ………」
悠くんとは、あれから連絡を取っていなかった。
「悠くんは元気?この前ラビチャを交換して話してたんだけど、最近連絡出来てなくて…」
「余計にひねくれてましたよ。」
「え……」
「ずっとスマホをいじって、文章を打っては消し、どこか落ち着かない様子でウロウロしたり。うちのメンバーが話しかけても八つ当たりするようになりました。」
「……」
悠くんがこうなってしまったのは僕のせいだろうか。そう思うと彼らに申し訳なくなってきた。
「なので明日、貴方を亥清さんに会わせようと思います。」
「あ、明日……?」
「ラビチャで話すより会って話された方が、今の彼の心理的状況を見ても落ち着くと思われます。したがって、明日の13時に駅前のカフェに来てください。では。」
「ま、待って……!」
僕の呼び止める言葉も聞かず、巳波くんはスタジオに向かってしまった。
諦めた僕はスケジュール帳を確認すると、明日は何の予定も入っていなかった。巳波くんはまるでそれを見透かしていたようだった。
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Rusia(プロフ) - 八乙女楽の作った蕎麦さん» 同志…!本当に好きすぎてユニット曲第2弾とか出ないかなってめっちゃ思ってます(*´ω`*) (2019年12月25日 7時) (レス) id: 3d77ac0eef (このIDを非表示/違反報告)
八乙女楽の作った蕎麦 - そばゴラスいいですよね(*´▽`*) (2019年12月25日 7時) (レス) id: 65acce4bcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rusia | 作成日時:2018年6月23日 8時