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打ち合わせ ページ23

「……で、赤のライトで…」
ライブの打ち合わせで、一織くんはスポットライトの位置からメンバーの立ち位置についての意見を言っていく。



本日は昨日見ていた資料を元に、僕と紡ちゃん、ライブ監督、一織くんの4人で当日の打ち合わせをしている。一織くんはIDOLiSH7のメンバーを務め、高校生としてなかなかの成績を収めつつ、こうしてマネジメントの手伝いもしている。


その横顔はとても真剣で大人びていて、高校生とはとても思えないほど。
彼らと仕事を共にして結構経つものの、彼には驚かされてばかりだ。


「岸川さん、私の顔に何か着いてますか?」
「あっ…なんでもないよ。」
「……そうですか。それでは続きを……」


僕の視線に気づいた一織くんと目が合ったものの、すぐにライブの話に戻る。
僕も気を引き締め、資料を確認した上で、セトリと衣装のチェンジについてのタイミングの案を出した。






「…では、当日はこれでいきましょう。よろしくお願いします。」
「よろしくお願い致します。」

打ち合わせも滞りなく終わり、3人で会社まで歩いて向かう。

「あっ……」
「どうしたの?紡ちゃん」
「すみません、陸さんからヘルプが入ったので行ってきます!」

確か陸くんは、三月くんと壮五くんの3人で番組の収録をしていたはず。

「僕も行こうか?」
「いえ、大丈夫です!私だけでどうにかなりそうなので…岸川さんは一織さんと会社に向かっていてください!終わり次第、3人と戻りますので!」
「わかりました。気をつけてください。」
「はい!」

紡ちゃんはタクシーを呼び、陸くんたちの元へ向かった。

「…………」
「…………」


そこから特に話すことも無く、会社に向かって歩いていく。

「お母さん、これあげる!」
「あら、ありがとう。」
「兄ちゃんばっかずるい!お母さん、これどうぞ!」
「ふふ、2人からのプレゼント、嬉しいな。」
「あ…………」


通りかかった公園で遊ぶ兄弟を見て、一織くんはじっと見ていた。

家族→←杞憂



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Rusia(プロフ) - 八乙女楽の作った蕎麦さん» 同志…!本当に好きすぎてユニット曲第2弾とか出ないかなってめっちゃ思ってます(*´ω`*) (2019年12月25日 7時) (レス) id: 3d77ac0eef (このIDを非表示/違反報告)
八乙女楽の作った蕎麦 - そばゴラスいいですよね(*´▽`*) (2019年12月25日 7時) (レス) id: 65acce4bcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rusia | 作成日時:2018年6月23日 8時

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