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環の成長 ページ14

+幸side+






「ただいまー」
「あ、おかえり環くん。」
扉が開くと同時に環くんが被っていたキャップを脱いで部屋に入ってきて、中腰で寝ている壮五くんの顔を見る。



「そーちゃん、どう?」
「ご飯もちゃんと食べて、薬も飲んだから良くなってきてるよ。ただ、安静にさせなきゃね。」
「おー。良かった…ありがとな、こーちゃん。」


魂くんはぺこりとお辞儀をする。


「どういたしまして。環くんもお疲れ様。よく頑張ったね。」
「…いつも、そーちゃんには迷惑かけてばっかだから。ちょっとは…安心、させたいし。あ、一応のど飴とか買ってきた。アイドルは喉、大切にしないとな。」
「ありがとう、環くん。後で壮五くんが起きたら伝えておくよ。」



環くんは照れくさそうに笑い、手に下げていた袋からのど飴を取り出し、電気が置いてある棚に置く。


あれから、壮五くんの頬からは少しずつ赤みが消えていってる。明日は様子を見るとして、明後日には復帰出来るかもしれない。













「ん………」
「あ、そーちゃん起きた。」
「環くん……おかえり。」
「ただいま。ちゃんとレコーディング、終わらせてきたよ。今度はあんたが撮る番。」
「うん……ごめんね、今日は…」
「謝らんでいいよ。ちゃんと治して、曲、完成させようぜ。」
「そうだね…いい曲、だから…」



壮五くんが頭を撫でると、環くんは嬉しそうに目を細めた。



「岸川さんも…ありがとうございます。さっきより、良くなってきました。」
「それは良かった。でもまだ病み上がりだからね。明日は様子を見ようか。えっと……明日は大和くん、三月くん、ナギくんが収録があって、壮五くん達はお休み。今日のレコーディングは、明後日の午後一にやる事になったから。」
「分かりました……」
「環くんがね、壮五くんのために色々買ってくれたんだよ。彼のためにも、頑張って治そうね。」
「はい…岸川さん、環くん、ありがとう。」



この後帰ってきた陸くんたちも壮五くんに顔を見せ、励ましの言葉をかけていた。

そんな皆を見て、少し羨ましくもなった。

猫と肉球と3人と→←"兄"



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Rusia(プロフ) - 八乙女楽の作った蕎麦さん» 同志…!本当に好きすぎてユニット曲第2弾とか出ないかなってめっちゃ思ってます(*´ω`*) (2019年12月25日 7時) (レス) id: 3d77ac0eef (このIDを非表示/違反報告)
八乙女楽の作った蕎麦 - そばゴラスいいですよね(*´▽`*) (2019年12月25日 7時) (レス) id: 65acce4bcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rusia | 作成日時:2018年6月23日 8時

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