Lost love Chocolatier【SM黄】 (ページ7)

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7:ステラページ7

郁夜が表から戻ってきた。

中山「あのお客さん全然決めないw」

「まぁ、種類豊富だから迷うよね〜……」

岡田「Aちゃん、手が止まってるよw」

「あっ！ヤバイヤバイ！！」

岡田「焦らなくて大丈夫だよw」

中山「でもすごいよね…
A立派なショコラティエになるって言ってたもんね！」

「岡田さんに勉強させてくださいって頼んだらあっさりOK貰ったし…」

岡田「いや、だって将来Aちゃんが立派なショコラティエになったら『俺がAちゃんを育てた！』って言いたいじゃん？」

中山「えっ！ずるい！それ私も言いたい！」

岡田「なんて言うの？」

中山「え？んー…私はAの一生の友達！親友！！って言うかな〜w」

「仕込みしてくださーいww」

中山「えー！冷たい…」

ふと表の方に視線を向けるとまだ2人組のお客さんが迷っていた…

でも1人の方は見覚えがあって…

「岡田さん、私ちょっと表に行ってきます。」

岡田「ん？おう。」

表に出るとやっぱりあの人で…

「何かお探しですか？」

岩本「えっ？」

「お久しぶりですね？」

岩本「そうですね。」

深澤「はっ？岡本？！」

「ん？……あっ！ふっか！！！」

深澤「ばっ！大きな声出すな！……バレるだろ？」

「…………大丈夫、バレてないみたいだよ。」

深澤「あれ。」

岩本「何？知り合い？」

深澤「いや、中学の後輩ww」

「いや、後輩というか……ふっかが勝手に突っかかってくるだけで……」

深澤「まぁ、そういうなってww」

「はぁ……で？何買いに来たの…
……って買いに来たとしてもふっかじゃなくて岩本さんでしょ？」

深澤「わかってんじゃんwww」

「うるさい。
すみません、岩本さん、今日は何をお探しですか？」

岩本「あ、えーっと…」

深澤「きもっww」

「うっさい((小声で深澤を睨みつける」

岩本「……ビターで…」

「すみません、ビターですね。
ビターは、ダークチョコの隣にありますよ^^」

岩本「あ、あった……
えっと…岡本さん……でいいですか？」

「はい、大丈夫ですよ^^」

岩本「おすすめってありますか？」

「おすすめ…ですか……
うーん…この場合全部って言わないといけないかもしれないですけど…私ビターチョコレートではアンティーカとステラが好きなんです。」

岩本「じゃあそれください。」

「わかりました。
今回も9個ずつですか？」

岩本「いや、今回は……4つずつで。」

「かしこまりました^^」

合計600円
俺とふっかの分。