不意打ち(乙) ページ9
乙「たっだいま〜。、、あら、ふうかちゃん」
買い物から帰ると、僕の天使のふうかちゃんがおかえりなさい!ってとびきりの笑顔で迎えてくれた
ふうかちゃんへの挨拶もそこそこに兄者と弟者に目をやると
兄「今から飯作るんだろ?ふうかも仕事終わりって聞いたから、呼んだ」
弟「どうせふうかの分まで計算して買ってきてんでしょー?」
とニヤニヤ笑う兄弟。
そう、毎週末ふうかは僕達の家に立ち寄る事が多かった
でもこの所忙しいのか中々会えずにいた
つい先週も兄弟達の前で、ふうかちゃんのどうしてるかなー?なんて漏らしてしまった
この兄弟なりに気を使ってくれたのだろう
『おついちさん!て、手伝いますよ!』
頬を少し赤らめてエプロン貸してください!って言ってくれるふうかちゃん
ああ、、、もうなにこの天使
乙「ありがと。じゃあ今日はすき焼きだから人参を切ってくれる?」
はい!って元気に返事をして僕と肩を並べて笑顔を返してくれる
ふうかちゃん、、なんていい子なんだ、、、
いい子なんだけど、、、、
乙「ふうかちゃん、好きだよー?」
きょとんとする彼女
『、、あ!私も好きなんです!』
乙 兄 弟「え!?」
『人参』
乙 兄 弟「、、、あ、、、そ、だな」ね」
そんなこんなでご飯の準備ができ、4人で食卓を囲み
乙「じゃ、食べようか〜!」
『あ!はいはい!私おついちさんの隣!!』
これは、、無意識なの、、、?
兄「おーおーおー!おっつん!溢れる溢れる!!」
弟「ああああああ!」
兄者の警告も虚しく、自身のズボンにすき焼きの汁をこぼしてしまった
乙「あちちち!?、、、あーぁ、僕も歳かな、手元がおぼつかないよ〜」
笑いになるかと思って言っただけなんだけど
純粋なふうかちゃんがハッとした顔で一言
『じゃあ、、!じゃあ私が!!ずっとおついちさんの側でおついちさんを守ります!!』
って僕の両手を掴む天使
乙「、、、。よ、よろしくおねがいします」
兄 弟「え、なに。俺たち邪魔?」
完全に自分たちの世界に入ってる僕とふうかちゃんには兄弟の声なんか届くはずもなく
両手を繋いだまま見つめ合うのだった
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ねぎ(プロフ) - くらふぃさん» くらふぃ様 コメントとリクエストありがとうございます!私なりの解釈と思考を加えて是非書かせて頂きますので、更新するまでお待ちください、これからも是非お時間がある時のお供によろしくおねがいします! (2018年7月20日 1時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
くらふぃ - 読んでてとても面白いなと思いコメントさせてもらいます!リクエストで2broさんがヤンデレみたいな感じのやつと弟者くんがアンドロイド(デトロイト的な感じで)を書いて欲しいです。これからも頑張ってください! (2018年7月20日 0時) (レス) id: 7dfbb3f94b (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 夏希さんさん» 夏希様、暖かいコメントありがとうございますぅ!大変嬉しいです!100%主の趣味趣向ですが、よろしければこれからもお付き合いください (2018年7月12日 18時) (レス) id: 23a2d9e4fa (このIDを非表示/違反報告)
夏希さん - はじめまして。小説読みやすくて、個人的に凄く好きです!夢主ちゃん純粋やぁ…頑張って下さい!陰ながら応援してます! (2018年7月12日 17時) (レス) id: f5183a7802 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 、さん» すみません、初心者で勝手がわからずフラグを外すのに時間がかかっています。不快にさせてすみませんでした。気をつけます (2018年7月11日 21時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねぎ | 作成日時:2018年7月11日 21時