純文学（乙） ページ48
最近通っている古本屋さん
古い珍しい本やカフェルームもありおいしいコーヒーも通っている理由
でももっと大きな理由がある
『おじさん、こんにちは。新しい古書入ってるかしら？』
「はい、こんにちは。いい本が入りましたよ、1980年代のイギリスで書かれた植物図鑑」
古本屋のおじさんとはもう馴染みだ、おじさんは梯子を三段ほど登り上の方から分厚い古びた本を取り
「いつもの席空いていますよ、コーヒーを持って行ってあげますからね」
私に微笑みカフェルームへ促してくれた
『ありがとうございます』
私はルームは入る前になんとなくだが、身なりを整える。
そっとルームを覗く。
部屋は円状になっていて、四方に窓が付いている。丸テーブルが３個置いてあり、椅子が各自一個づつ。
東側の窓に近い丸テーブルを確認する
あ、、。いた、、。
私が通っている大きな理由。それは彼と同じ空間にいる為
彼の名前も知らない。最初は居るとこすら気に留めてなかったのに
ふと、彼が読んでいる本が気になり彼が読み終われば私が読む。とゆうことを続けているうちに、彼が読んだ本を勝手に共有するうちに
好きになっていた
pcを片手にコーヒーと本を交互に手に取る彼
いつも忙しそうで、遠いとこの手の届かない場所を見ているようで
彼自体が私にとっては、現実から解放してくれる本のようだった
彼の斜め後ろのテーブルに座り、古書を広げる
程なくしておじさんがおいしいコーヒーを運んできてくれる
ありがとうございますとお礼を伝えるとおじさんは少し微笑んで彼の元へ
「おついちさん、おかわりは？」
乙「あ、うん。頂こうかな」
おついちさん
今日は彼の名前を知れた
それだけの事がこんなにも嬉しいなんて
自然と古書に目を通すのも弾んでいく、目を通せばすぐ古書の世界に引き込まれる。
あっとゆう間に夕方になる
そろそろ帰らなくちゃ、と席を立とうとする
その拍子にお気に入りの押し花のしおりを落としてしまう
不思議なくらい宙を舞うしおり
追いかけようと手を伸ばそうとすれば、彼の足元にしおりが落ち着いた。
『あっ、、』
すみませんと席を立つと
彼の綺麗な手がしおりにのばされた
乙「かすみ草、、」
彼は私のしおりを眺めそう呟く
『す、すみません。私のなんです、大事なお時間を邪魔してしまって、、』
彼は振り返り、広がる草原の様に微笑み
乙「いえ、邪魔なんて。かすみ草、僕も好きなんです。それに貴女と話すのも楽しそうだ」
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ねぎ(プロフ) - くらふぃさん» くらふぃ様 コメントとリクエストありがとうございます！私なりの解釈と思考を加えて是非書かせて頂きますので、更新するまでお待ちください、これからも是非お時間がある時のお供によろしくおねがいします！ (2018年7月20日 1時) (
レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
くらふぃ - 読んでてとても面白いなと思いコメントさせてもらいます！リクエストで2broさんがヤンデレみたいな感じのやつと弟者くんがアンドロイド（デトロイト的な感じで）を書いて欲しいです。これからも頑張ってください！ (2018年7月20日 0時) (レス) id: 7dfbb3f94b (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 夏希さんさん» 夏希様、暖かいコメントありがとうございますぅ！大変嬉しいです！100%主の趣味趣向ですが、よろしければこれからもお付き合いください (2018年7月12日 18時) (レス) id: 23a2d9e4fa (このIDを非表示/違反報告)
夏希さん - はじめまして。小説読みやすくて、個人的に凄く好きです！夢主ちゃん純粋やぁ…頑張って下さい！陰ながら応援してます！ (2018年7月12日 17時) (レス) id: f5183a7802 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 、さん» すみません、初心者で勝手がわからずフラグを外すのに時間がかかっています。不快にさせてすみませんでした。気をつけます (2018年7月11日 21時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねぎ | 作成日時：2018年7月11日 21時
