お隣さん事情 6 ページ38
昨夜見掛けたバンに4人で乗り込む。どうやら兄者さんの持ち物らしく、中の装飾もミリタリーで統一されている
物珍しくてキョロキョロしていると
兄「シートベルト忘れてんぞ」
兄者さんの大きな身体が近づいて来た。長い手で私のシートベルトを掴みカチッとセットしてくれた
後ろからヒソヒソ声でねえ、なんで兄者あんなに優しいわけ、、怖くね、、?と聞こえてきた
兄「、、、文句がある奴は走って付いて来い。」
弟 乙「なんでなーーーーーい」
『ふふ。じゃ最初はどこに行きますか?』
乙「とりあえず電気屋さーん」
電気屋さんでpcや周辺機器、スーパーで食材、アパレルショップでスーツをオーダー。
街中のお店を回ったんじゃないかと思い休憩してふと時計に目をやると
時刻は夕方の5時
『あ!すみません、そろそろお店の準備があるので!』
兄「あー、BARやってんだっけか?わりーな連れ回して。送る」
いそいそとアイスを持ったままショッピングモールから車へと戻った4人
帰りしな
乙「へー、まだ24歳なのに1人でBAR経営かー!」
弟「ねー。俺たちが目を付けただけある!」
『ふふ、いえそんな。私が出来るくらいです、誰でもやろうと思えば出来るんですよ。、、あ、ついた。送ってもらってすみません。じゃあ何か用事あったら電話してください!』
一礼して自分の部屋に戻る
『なんだか、まだ夢な気がする』
ワイシャツの袖を通しながら独り言をポツリと呟いて、大きな荷物を持って再び家を出た
ーーーーー
弟「ほんとにあの子なの?」
兄「おっつんの調査が今まで外れたことあるか?」
弟「ないけどさ。想像と違いすぎて、、」
乙「そーだね、僕もびっくりだよ。、、ま、少し様子見ましょ」
薄暗い部屋の中起動してるpcのディスプレイの明かりだけで話す3人
3人が眺めるディスプレイには
街の地図とターゲットと表示された少しずつ動く赤い目印
乙「ふうかちゃんのお店は、どこなの?」
ニヤッと口角を上げた彼の声が響くのだった
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ねぎ(プロフ) - くらふぃさん» くらふぃ様 コメントとリクエストありがとうございます!私なりの解釈と思考を加えて是非書かせて頂きますので、更新するまでお待ちください、これからも是非お時間がある時のお供によろしくおねがいします! (2018年7月20日 1時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
くらふぃ - 読んでてとても面白いなと思いコメントさせてもらいます!リクエストで2broさんがヤンデレみたいな感じのやつと弟者くんがアンドロイド(デトロイト的な感じで)を書いて欲しいです。これからも頑張ってください! (2018年7月20日 0時) (レス) id: 7dfbb3f94b (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 夏希さんさん» 夏希様、暖かいコメントありがとうございますぅ!大変嬉しいです!100%主の趣味趣向ですが、よろしければこれからもお付き合いください (2018年7月12日 18時) (レス) id: 23a2d9e4fa (このIDを非表示/違反報告)
夏希さん - はじめまして。小説読みやすくて、個人的に凄く好きです!夢主ちゃん純粋やぁ…頑張って下さい!陰ながら応援してます! (2018年7月12日 17時) (レス) id: f5183a7802 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 、さん» すみません、初心者で勝手がわからずフラグを外すのに時間がかかっています。不快にさせてすみませんでした。気をつけます (2018年7月11日 21時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねぎ | 作成日時:2018年7月11日 21時