つーぶろとお祭り行ってみた！end ページ26
乙「おっとー？そろそろ花火始まっちゃうんじゃない？」
おついちさんの声にもうそんな時間かと驚く
兄「飯も買ったし花火が見えそうな場所行くかー」
弟「えー、まだ俺焼きとうもろこし買ってねーよ！」
兄「いやもういいだろ！どんだけ買ったと思ってんだよ」
駄々をこねる弟者。それを嗜める兄者
たしかに兄者の両腕には大量の出店の戦利品が。
ほら行くぞと頭を顎で小突かれ、拗ねた顔でトボトボと歩き出す弟者。
私達は花火が観れるように用意された会場には向かわず人気の少ない高台へ。少し遠いが4人でゆっくり観たいのだ。
運良くベンチもあり、どうやら此処になりそう
花火が始まるまで後数分
『ごめん、ちょっとトイレ行ってくる』
待っててね、立ち上がり1人でいこうとすると
兄「待て。俺も行く、ふうか1人じゃ迷子になるだろ」
2人でさっかく登った道を降りて行く
『ごめんね？ついてきてもらって』
兄「いやいい。心配なのも本当だけど俺も用あるし」
トイレを見つけ待っててーと足早に済ます、別れた場所に戻ると焼きとうもろこしを4本持った兄者さん
『、、、。』
兄「なんだよ」
顔を背けたまま、ほら戻るぞとぶっきらぼうに歩き出す
そんな様子になんだかほっこりしちゃう。兄者さんのこーゆー所大好きだなあ
『弟者くん大喜びすると思う』
ゆるやかな坂を登りながら兄者さんを見上げ呟いた、ふっと兄者さんが微笑んだ
遠くの方で花火の上がる音が聞こえる。
少し早歩きで待っていた2人と合流
私達を見つける弟者くんとおついちさん
弟「はやく！始まっちゃってるー！」
ベンチに座り夜空を見上げたままの弟者くん。
彼の目線の目の前にカザっと袋を差し出す兄者さん
弟「んがぁ！兄者！これはもしや！」
袋の中身を見て弟者くんの目が輝く
弟「あーーにーーじゃあ！！」
兄「だぁー！あっつくるしいわ！」
ベンチで騒ぐ2人を置いて、私とおついちさんは少し離れたところで兄弟と花火を交互に眺め、おついちさんが持っていたわたあめを貰う
乙「君達ねぇ、隣にふうかちゃんのぬいぐるみが座ってるの忘れないでよー」
視線は兄弟だが、私の手にそっと暖かいものが触れる。
おついちさんの手だ。
『おついちさん？』
乙「来年も来ようね」
私をみて優しく微笑んでくれる。
乙「ま、僕と2人きりでもいいんだけどね？」
兄「おい、落ち着けあれを見ろ」
弟「よーくなーいねー」
兄弟がジリジリとおついちさんに詰め寄るのでした
完
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ねぎ(プロフ) - くらふぃさん» くらふぃ様 コメントとリクエストありがとうございます！私なりの解釈と思考を加えて是非書かせて頂きますので、更新するまでお待ちください、これからも是非お時間がある時のお供によろしくおねがいします！ (2018年7月20日 1時) (
レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
くらふぃ - 読んでてとても面白いなと思いコメントさせてもらいます！リクエストで2broさんがヤンデレみたいな感じのやつと弟者くんがアンドロイド（デトロイト的な感じで）を書いて欲しいです。これからも頑張ってください！ (2018年7月20日 0時) (レス) id: 7dfbb3f94b (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 夏希さんさん» 夏希様、暖かいコメントありがとうございますぅ！大変嬉しいです！100%主の趣味趣向ですが、よろしければこれからもお付き合いください (2018年7月12日 18時) (レス) id: 23a2d9e4fa (このIDを非表示/違反報告)
夏希さん - はじめまして。小説読みやすくて、個人的に凄く好きです！夢主ちゃん純粋やぁ…頑張って下さい！陰ながら応援してます！ (2018年7月12日 17時) (レス) id: f5183a7802 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 、さん» すみません、初心者で勝手がわからずフラグを外すのに時間がかかっています。不快にさせてすみませんでした。気をつけます (2018年7月11日 21時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねぎ | 作成日時：2018年7月11日 21時
