毎日の日課 （兄） ページ20
兄と同棲設定
夏の眩しい朝日がカーテンの隙間から私の視覚を刺激する。鬱陶しいと感じ寝返りをうてばこの気持ちが一瞬で消えるのを私は知っている
寝返りをうてばすぐそこは愛しい彼の寝顔
規則正しく肩を動かす
『おはよ』
起こさぬ様小さく告げた朝の挨拶
返ってくる筈もなく、彼の顔を掛った前髪を払う
違和感を感じたのかぴくりと眉毛が動く
彼の腕が腰に廻ってくる。強く引き寄せられる
彼の長い脚が私の脚に絡んでくる。
私と彼の間もう無くなってしまっているのに、それでもなお引き寄せる彼
可笑しくなって笑っていると
兄「、、はよ。ふうか」
朝の弱い彼。まだ半分夢の中みたい
『おはよ。まだ余裕あるよ？』
彼の頬を撫でながら答える
すると、決まって私の手の平にキスをする彼
兄「ん、、。ふうかきもちー、、」
『ふふ、夏だよもう。暑苦しくない？』
兄「ふうかの体温は、俺だけの」
きっと一日で彼が一番素直に言葉を紡いでくれるこの時間
兄「何処にも行くなよ？」
薄らと長い睫毛に覆われた瞼を開けた。
深い碧に見つめられる私
大きな猫のような彼
私の胸に顔を埋め、ふふふ、、と嬉しそう
『兄者さん、、私この時間が一番、しあわせ』
兄者さんの碧く細い髪を指にスルスルと通しながら呟く
兄「俺がもっと幸せをやるよ」
軽くキスをする
兄「、、、。さっ、起きる、か！」
『そだね、ご飯用意してくる』
私たちはそれぞれの準備をする為身体を起こし、寝室を出る
兄「ふうか、今日はホットケーキが良い」
これが私達の朝の日課
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねぎ(プロフ) - くらふぃさん» くらふぃ様 コメントとリクエストありがとうございます！私なりの解釈と思考を加えて是非書かせて頂きますので、更新するまでお待ちください、これからも是非お時間がある時のお供によろしくおねがいします！ (2018年7月20日 1時) (
レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
くらふぃ - 読んでてとても面白いなと思いコメントさせてもらいます！リクエストで2broさんがヤンデレみたいな感じのやつと弟者くんがアンドロイド（デトロイト的な感じで）を書いて欲しいです。これからも頑張ってください！ (2018年7月20日 0時) (レス) id: 7dfbb3f94b (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 夏希さんさん» 夏希様、暖かいコメントありがとうございますぅ！大変嬉しいです！100%主の趣味趣向ですが、よろしければこれからもお付き合いください (2018年7月12日 18時) (レス) id: 23a2d9e4fa (このIDを非表示/違反報告)
夏希さん - はじめまして。小説読みやすくて、個人的に凄く好きです！夢主ちゃん純粋やぁ…頑張って下さい！陰ながら応援してます！ (2018年7月12日 17時) (レス) id: f5183a7802 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 、さん» すみません、初心者で勝手がわからずフラグを外すのに時間がかかっています。不快にさせてすみませんでした。気をつけます (2018年7月11日 21時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねぎ | 作成日時：2018年7月11日 21時
