24.初デートと寂しがり屋 ((続編)) ページ30
名前「げ、玄樹くんっ!」
玄「お〜!」
名前「そっちこそ、私の事、呼び捨てで呼んでよっ…!」
玄「え、えぇ〜…名前ちゃんじゃダメ?」
名前「………」
さっき玄樹くんがしたように、ほっぺたをふくらませてみた。そしたら…
玄「…お腹痛くなってきた…」
名前「えっ?!大丈夫?!」
玄「緊張すると痛くなるんだ…」
名前「じゃ、じゃあ、名前ちゃんでいいよっ!ごめんね〜…。」
玄「うー…。」
しばらくして…
玄「ふぅ…。」
名前「な、治った?」
玄「うん、ごめんね。」
名前「こっちこそ…」
玄「…よしっ、俺のようは済んだっ!…名前…は、どこか行きたい所ある?」
名前「へっ?!い、今…名前…って!」
玄「あー…また痛くなってきたぁ…!」
名前「もう1回呼んでっ!」
玄「もう無理〜!!」
名前「あははっ!!」
それから2人で笑い合ったり、ふざけあったりして、時間はあっという間に過ぎていった。
名前「はぁ、笑い疲れたぁー!」
玄「名前ってあんなに笑うんだね。」
名前「っていうか、1日中公園にいて飽きないってすごいね、私達。」
玄「確かに。」
きっと玄樹くんと一緒だったから飽きなかったんだよね。
どこかにお出かけするのも楽しいけど、公園でおしゃべりするのも楽しいなぁって思わせてくれた。
玄「帰ろっか…」
名前「うん…」
あっという間に家に着いてしまった。
私の家と公園、近いから…ね。
急に寂しさと不安さに襲われた。
名前「じゃあね…」
玄「うん。」
家の扉に手をかけた時…玄樹くんに腕を引っ張られ、いつの間にか玄樹くんの腕の中に。
名前「玄樹くん…?」
玄「いや…何か…体が勝手に動いちゃって…」
玄樹くんも私と同じ気持ちだったの…かな?
名前「月曜日から、ずっと一緒に帰ろうね…?」
玄「…うん。」
名前「…離れたくないなぁ…」
玄「俺も…」
私と玄樹くん。お互い、寂しがり屋なのかもしれない。
これからずっと、一緒だよ?
玄樹くん…。
26人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美咲(ゝω・´★)(プロフ) - 面白いですね!!私も颯くんが神担で、たにむーが副担なんですよぉーー///かっこいいですよねぇーー♪ (2013年4月28日 9時) (レス) id: d63c3d4e63 (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - 咲良さん» あははっ(笑)あ。この物語、どう?感想が聞きたいなー← (2013年4月18日 22時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - mioさん» ありがとうございます(///@×@///)パワーをもらいましたっ。 (2013年4月10日 21時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - がんばって (2013年4月10日 19時) (レス) id: dcf3fa586f (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - 咲良さん» まじか(笑)まあ、小説ゎ、ほとんどが妄想でできてるようなもんだからね(笑) (2013年4月7日 20時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:隣の高村 | 作成日時:2013年3月28日 11時