10.告白… ((続編)) ページ14
名前「げっ、玄樹先輩っ…!!」
今まで、ずっと言えずにいた名前。
先輩に「玄樹でいいから。」と言われた時から、ずっと「先輩」と言っていた。
…恥ずかしくて呼べなかったんだ。
私の体力じゃ、もうもたない。
…もう…
その場に座り込んでしまった。
あきらめかけた、その時。
玄「名前ちゃん?」
上を向くと、そこには、追いつけないと思っていたはずの…玄樹先輩がいた。
名前「ど…して…」
玄「小さな声だったけど、名前ちゃんの声が聞こえたんだ。振り返ったら、名前ちゃんみたいな人がいたから、来てみたら、そうだった。」
名前「聞こえてたんだ…」
玄「何か用だった…?あそこにベンチがあるから座ろっか?」
私達は信号機から少し離れた小さな公園にあるべンチに座った。
玄「…で、どうしたの?」
名前「えっ?!あっ、えーっとですね…」
「好きですっ!」がなかなか言えなくて口ごもってしまった私。
そんな私を見て玄樹先輩が口を開いた。
玄「うれしかった。」
名前「…えっ?」
玄「…名前…」
玄「呼んでくれたでしょ?」
何でかな…何か…今なら言えそうな気がする…!
名前「あっ!あの、私…先輩の事が…っ」
玄「待って!!」
言いかけた時、玄樹先輩に止められてしまった…。
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美咲(ゝω・´★)(プロフ) - 面白いですね!!私も颯くんが神担で、たにむーが副担なんですよぉーー///かっこいいですよねぇーー♪ (2013年4月28日 9時) (レス) id: d63c3d4e63 (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - 咲良さん» あははっ(笑)あ。この物語、どう?感想が聞きたいなー← (2013年4月18日 22時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - mioさん» ありがとうございます(///@×@///)パワーをもらいましたっ。 (2013年4月10日 21時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - がんばって (2013年4月10日 19時) (レス) id: dcf3fa586f (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - 咲良さん» まじか(笑)まあ、小説ゎ、ほとんどが妄想でできてるようなもんだからね(笑) (2013年4月7日 20時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:隣の高村 | 作成日時:2013年3月28日 11時