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それから30分経った今、
未だギャリーは帰ってきていません。
私もさすがに不安になり、ギャリーの部屋に戻る事にしました。
階段を駆け上がる。
少し息が荒げながらも、なんとか3階に着いた。
ギャリーの家は、階段近くなので、すぐに入れます。
だから、すぐに入ろう。
･･･そう思って、階段の壁から顔を覗かせたとき･･･
「ちょ、何ですか!!」
「なぁギャリー･･話だけでいいから聞いてくれよ･･･」
「アタシにはっ･･何も聞く事ありませんから!!帰ってください!!」
「そんな事いうなよ･･なぁ･･･」
「や、やめっ･･･!!ちょ、先輩?!困りますから!!!」
ギャリーの家の前で聞こえた、いつも穏やかなギャリーの必死な声。
家の前では、ドアを必死に閉めようとするギャリーと
さっきのすれ違った人がもめていた。
あの人･･･ギャリーの先輩･･･って言ってたよね･･･？
その人は、無理矢理ドアをこじ開けようと
半開きのドアに手を突っ込んで引っ張っている。
ギャリーも負けじとドアを引っ張る。
「ギャリー、大人しくドアを開けろ･･」
「嫌です!!何を言っているんですか!!!」
「いいから･･･」
「アタシ、彼女を待たせているんです!!」
「･･･彼女･･･？」
「だからっ･･･、はやく帰ってください!!!」
「･･っ･･!!」
「ちょ、･･先輩!!!･･」
「お前も来い!!」
「えっ?!ちょ、痛っ!!!」
･･バタン･･･。
(;ﾟдﾟ)
･･･なん････だと･･･！･･･?･･･
ギャリーの家のドアはこじ開けられ、
男の人はギャリーの腕を掴んだまま家の中に入っていってしまった。
････これって････アレだよね･･･？
ギャリーのこと･･･好きな人･････だよね･･･？
ギャリーヤバくね･･･？
迷わず私は走り出し、ドアに手をかけた。
･･･ガチャ、･･ガチャガチャ･･･
･･鍵がかけられてる･･!?
「ギャリー!!!ギャリー!?返事して!!ギャリー!!」
ドアを叩きながら叫ぶ。
何度も、何度も････
そして、やっと返ってきた声は、聞こえるか聞こえないかくらいの声だった。
「ギャリー!!ギャリー!!」
「っ･･･はぁ･･･、･･イ･･ヴ･･!!･･･イヴッ!!!･･･ン!!!」
「ギャリー!!開けて!!!」
だけど、ギャリーが来る気配は無い。
･･どうしよう･･･
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革ベルト
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響(プロフ) - 神崎コノハさん» ありがとうございます!!泣ける話は私も好きなので思わず書きたくなってしまいますｗ (2013年6月7日 7時) (
レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - アイラブ不動さん» 本当ですか!!嬉しいです!今は更新を少し止めていますけど、すぐに復活しますのでよかったらまた来てください (2013年6月7日 7時) (レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 桧佐輝夜＠活動休止予定さん» ご忠告ありがとうございます。今外しました!ご迷惑おかけして申し訳ありません (2013年6月7日 7時) (レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
桧佐輝夜＠活動休止予定(プロフ) - オリフラ外して下さい (2013年6月6日 18時) (レス) id: d183905fc5 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - ルナさん» 初めまして!お褒めの言葉ありがとうございます。少し違う更新のほうに夢中になってて更新できていないのですが、いずれ更新再開するつもりです! (2013年4月1日 13時) (レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響 | 作成日時：2012年8月2日 14時
