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何をしてるのかな? ページ31

「そっか。ありがとう、乱太郎君。それじゃあ、私が医務室まではこ・・・」


そこで私は言葉を詰まらせた。


なぜなら、私はこの子を運ぶことはできないからだ。


いや、運べないわけではないが・・・さっきの怯えようからして私がこの子を運ぶのは危険だ。


でも、どうしよう・・・。


私が、少し悩みこんでいると、少年が声をあげた。


少年「四郎兵衛は俺が運ぶ。」


「だ、ダメだよ!無茶しちゃ!」


少年「うるさい!お前は黙ってろ!」


私は、そう言われても止めようと声をあげようとした、その時・・・


乱「三郎次先輩。保健委員の私からも言います。そんな無茶をしないでください。」


池「だから、無茶なんか・・・」


乱「嘘を言わないでください。まだ痛みがあるんですよね?さっき、声をあげる時だって、少し顔

  を歪めていました。そんな状態でご自身と同じくらいの体格の人を支えられると思いますか?

  これは四郎兵衛先輩のためでもあるんです。」


そう言われた少年は黙りこんでしまった。


そしたら、残る問題はどうやってあの子を医務室まで運ぶかなのだが・・・。


そこで私は、思いついた。


思いついたら行動あるのみ!


私は少年に近づき、声をかけた。


「ねぇ、苦無(?)っていう道具って持ってたりする?」


もちろん、こんなことを言われたら誰だって警戒する。


例外なく、少年もさっきより鋭い目つきで私を睨んできた。


池「なんでそんなことを急に聞いてくるんだよ。」


「いや〜、木の枝を切るのにそういう刃物が欲しいな〜って思って。私、簪くらいしか刃物っぽい

の持ってなくて。それに、簪は細すぎるから。もちろん、危害を加えるためなんかじゃないから!

そんなに怖いのなら手裏剣を常に私に向けて危害を加えようとしたら、手裏剣を私めがけてうっ

ちゃっていいから!」


池「・・・わかった。容赦しないから。」


そう言って、苦無を貸してくれた。


そして、私は次に近くの木々に近づき下から見上げ、ある程度の太さのある長い枝を二本探した。


探せたらその二本のある木に登り、枝の根元に苦無を刺して、枝を切り落とした。


木登りなんてしたことがなかったけど、案外登れるものだった。


でも正直、やりずらかった。


だって・・・本当にこっちに手裏剣を構えて睨んできて、今にもうってきそうなんだもの。


殺気と言うものは本当にあるものね〜(;´・ω・)








完成→←怪我



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アクヤ(プロフ) - モコナさん» こんばんは!わかりました!時間があれば読んでみますね!できる限り、早めに読めるように努力します!!コメもできる限りしますね!こちらこそ、この作品をよろしくお願いします!! (2020年2月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
モコナ(プロフ) - アクヤさん» 今晩は!今「忍術学園の女の子」と言う作品を書いてます。読んでくれたら幸いです!後出来ればアドバイスやコメ残してくれたらもっと嬉しいです!よろしくお願いします! (2020年2月5日 21時) (レス) id: 238aca14d7 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ(プロフ) - プリンセス・ザ・リッパーさん» 初コメありがとうございます!!その予想、当たってる・・・かな?更新はかなり遅いですが、楽しみに待っていただけてるなんて光栄です( ;^;)これからも頑張ります!!本当にありがとうございます!! (2020年1月26日 14時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
プリンセス・ザ・リッパー - 初コメ失礼します!私は夢主ちゃんが意図せずに術が発動したのではと予想してます!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年1月26日 12時) (レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ(プロフ) - まぁ、大丈夫っしょ。さん» さぁ〜、どうでしょうか?←うざかったらすみません。楽しみにしといてくださいね! (2020年1月4日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アクヤ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年11月9日 14時

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