□71話 視点:ギルガメッシュ(キャスター) ページ22
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しかし…と、入るのに戸惑う魔術師。なに、それが正しい反応よ。特に許す。だが。
「二度言わすか？」
「…では、失礼します」
入ったはいいものの、
これでは話しにくいではないか。
と、舌打ちをこぼせば「つかぬことをお聞きしますが、樹君はご一緒ではないのですか」と、問いを投げかける。
こやつの"信念"か…まあ良い。嘘がある阿呆よりかはいくらかましというものよ。
「樹ならば、少し剣を振りにいったわ。"いつもの"場所であろうな」
「なっ…いつも、とおっしゃりましたか？」
ふっと笑みがこぼれる。
「嗚呼。昼間に時間はないからな。日課らしいぞ？
興がのったので、問い以上の答えをやれば目の色を変え立ち上がる
「まてまてまて。待たんか！」
「止めないでください…まだ俺は彼が剣を振るっているところを見ていないのです！！」
「だとしてもだ。今はやめておけ」
今はひとりにしてやるべきときだろうよ。
わかるよな？という視線を向ければ、こやつも阿呆ではないからな。
再び湯に浸かる。
「その感じでは、あながち状況は把握済みというわけか」
「…まあ、そうですね。」
どこか微笑ましそうな視線で
なるほどな。
「ならば問題はないか…人騒がせな奴よ。まあどうなろうと些事ではあるがな」
だが、あの瞳が曇るのならそれはいただけない。
「お疲れ様です」
「なに。興が乗っただけよ。…して、ルイスよ。何故、
「樹くんと椿さんのことでは…？」
「そんなことはどうでもよい！！お前、先程のセイバーめとの"アレ"はなんだ」
密着にもすぎる、あの行為。
見過ごすわけにはいかぬな？
「あ、あれは。故意的なものではなく…」
「当たり前だわ！！故意的など…その瞬間、お前の首がとぶと思え」
と、先程とは比べものにならない冷たい視線をむけられれば、苦労が重なるルイスであった。
「本来、お前が従えられるような…ん？おい、ルイス。
「はい…？」
薔薇風呂で繰り広げられる密談。
ギルガメッシュによる甘い提案を耳にすれば、視線を彼へと移すルイスであった。
□72話 視点:橘 樹→←□70話 視点:ギルガメッシュ(キャスター)
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玲乃音(プロフ) - アルトリアとエミヤとのたい焼き話しが凄く気になります！！ 続き頑張って下さい (2019年11月7日 8時) (
レス) id: c000802a3c (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 細波幸近さん» コメントありがとうございます。是非、妄想していただいて楽しんでいただければと思います！ (2019年10月22日 12時) (レス) id: ab18fde111 (このIDを非表示/違反報告)
細波幸近(プロフ) - なかなか面白い展開ですね!ここでうちの子に見せたら面白そうとか妄想しちゃいますね (2019年10月22日 12時) (レス) id: a768fd0174 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 玲乃音さん» コメントありがとうございます。ルイスくんだからこそ一緒に入るのが許されたのではないかと思います。更新頑張りますね。 (2019年10月19日 22時) (レス) id: ab18fde111 (このIDを非表示/違反報告)
玲乃音(プロフ) - ウワワ〜〜!!ルイスとギル様！！ 二人のお風呂シーン！！ 楽しそうだなぁ……ギル様と風呂仲間になりたいなぁ (2019年10月19日 20時) (レス) id: c000802a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔べないペンギン/湊 | 作者ホームページ：なし。
作成日時：2019年10月9日 13時
