□70話 視点:ギルガメッシュ(キャスター) ページ21
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実に退屈な時間よ。ここの連中は連日、宴と…まあ、呑気な奴らよ。
だが、そんな退屈から逃れられるかもしれないモノを
おそらく、そのような間柄ということだろう…が、樹の反応は違った。
おい、こやつ、まさか自覚していないのか？
これは、滑稽。泣かせるではないか、だが諦めろ、この小僧は度を越した鈍感さを持ち合わせているのだ。
と内心にやにやとしていれば、セイバーめにみられている気がするが。
なに…ようやく、
…まぁそれはともかくだ。
"夫婦喧嘩は犬も食わない"とはよく言ったものよ。
目前で繰り広げられるロクでもないやりとりに飽き飽きしていた頃、部屋へ戻ると口にした樹。
実にくだらん。
お前が気づけば済む話しであろう。樹。
まぁ…これも一興か。
「ちょっと、振って頭冷やしてくる」
あの時のあの
思えば会ったときから、そうだった。
嘘のない瞳。澄み切った凛とした瞳で見つめられた…あの瞳は
「いや、まさかな」
自室に戻ろうと一旦は考えるものの、確かここには風呂があったことを思い出す。
そのような場所に本来、
この時刻ならば、他の者もいないだろうよ。
大衆浴場なんぞに興味などないが、なに行ってみるか。
だが、初日に示された場所へと赴けば、目を丸くするギルガメッシュ。
彼の予想の範疇が誤っていたのか、これが意外にも凝った造りであり、
１つと言わずいくつかの種類の風呂が準備されていたのだ。
そのうちの１つが目にとまる。
「薔薇風呂…だと？」
一瞬気が惹かれるもののおそらく若い頃の自分なら選んだであろうその浴槽の前で歩みを止める。
…が、この
と、ひとり満足気に笑みを浮かべれば浸かる。
「ん、なんだこれは。意外とよいではないか」
目を閉じ、思わず吐息をこぼせばガラッと開く扉に舌打ちをする。
誰にも会わぬと思ったが。見誤ったか。
「ギルガメッシュ王…でしょうか？」
「お前はセイバーめの…入れ」
有無を言わせないその瞳に
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玲乃音(プロフ) - アルトリアとエミヤとのたい焼き話しが凄く気になります！！ 続き頑張って下さい (2019年11月7日 8時) (
レス) id: c000802a3c (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 細波幸近さん» コメントありがとうございます。是非、妄想していただいて楽しんでいただければと思います！ (2019年10月22日 12時) (レス) id: ab18fde111 (このIDを非表示/違反報告)
細波幸近(プロフ) - なかなか面白い展開ですね!ここでうちの子に見せたら面白そうとか妄想しちゃいますね (2019年10月22日 12時) (レス) id: a768fd0174 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 玲乃音さん» コメントありがとうございます。ルイスくんだからこそ一緒に入るのが許されたのではないかと思います。更新頑張りますね。 (2019年10月19日 22時) (レス) id: ab18fde111 (このIDを非表示/違反報告)
玲乃音(プロフ) - ウワワ〜〜!!ルイスとギル様！！ 二人のお風呂シーン！！ 楽しそうだなぁ……ギル様と風呂仲間になりたいなぁ (2019年10月19日 20時) (レス) id: c000802a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔べないペンギン/湊 | 作者ホームページ：なし。
作成日時：2019年10月9日 13時
