特別編�� ページ32
視点：ルイス・スタインフェルド
無事、カルデアに帰還し観測室をアルトリアと共にでればまさかのお出迎えに頬が緩むのがわかる。理由なんてなんでもいい、こんなにもかわいらしい彼女が見られたのだから。
「御機嫌よう、ルイスくん。待っていたわ」
「ご苦労だったね。あのイカれた男とレイシフトしてきたと聞いたよ。生きて帰ってこれたことを労ってやろうじゃないか」
「……」
これは夢だろうか。
「マスター…？申し訳ありません、Ms.スタンリー。少々お時間をいただいても？」
「ええ、構わないわ」
そう笑った姿もかわいらしい…アルトリアとなにか話し込んでいるようだから、少し待っていた方がよさそうだが。うん、今日１日頑張ったこれはご褒美というやつだろうか…。
「先程からなにを呆けてる？そんなにつらい道行きだったのかぃ？」
「…っ、これは失礼しました。いいえ、そんな疲れなどもうどこかへ飛んでいきました。ありがとうございます、Ms.エルメロイ」
「まあこんなところではなんだ。ティールームでお茶でもいかがかな？」
「ええ、もちろん」
行かない理由があるか？いやない。断じてない。
…だけど、気のせいだろうか。彼女たちがいつもよりドレスアップしているような気がするのは。
似合っているし、とてもかわいらしいから問題はないが…いやそれより先に頬擦りを…！
「マスター、お待たせしました。行きましょうか」
「あ、ああ…」
まあ急ぐこともない、時間はいくらでもあるのだから。
それに、こうしてお茶に誘われるだなんて…。
と、彼女たちの後に続きアルトリアと共に歩けば、気のせいか。
心なしかアルトリアの機嫌が良い気がする。
「アルトリア、なんだか…」
「着きましたわ。お先にどうぞ？」
扉をノックした後、こちらへ笑いかけるあの笑顔に倒れそうになるのを必死にこらえ、お礼を伝え中へと入る。
すると、普段とは異なり色とりどりの花々で装飾されたティールームに足を踏み入れれば、疑問をもつのも束の間、小さな衝撃に視線をさげると、蔓延の笑みでこちらを見上げるエリザベスと視線を通わす。
「いらっしゃいませ、お兄様。そして、お疲れ様です」
「ただいま…？エリザベス、これは…いやその前に」
その服装はなんなんだ…かわいすぎる…と、愛らしい妹を抱き寄せ頬擦りをする。
よくみれば、童話の不思議の国アリスにでる"アリス"に扮した服装のようだった。
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湊(プロフ) - 眞尋さん» こんばんわ、はじめまして！応援ありがとうございます、とても嬉しいです(*´ω｀*)今後も、粉骨砕身尽くして更新させていただきますのでよろしくお願い致します！ (2020年2月2日 21時) (
レス) id: ab18fde111 (このIDを非表示/違反報告)
眞尋(プロフ) - むちゃおもろしろいです！！応援してます、頑張って下さい。お気に入り、高評価失礼します！！！ (2020年2月2日 18時) (レス) id: d2f316c579 (このIDを非表示/違反報告)
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