rain46 ページ48
不意打ちのキス。
春風のように去る彼女の背中をただ漠然と見送ることしかできなかった万理は、
彼女の唯一の抵抗にくすりと笑みをこぼす。
万理「あははっ、お返しって。笑」
そんなに照れてるんじゃ、反撃になってないよと思えば、笑いが収まらない。
万理「笑いすぎて涙がでてきた。笑」
◆
「やばい絶対顔赤いけど、走らなきゃ間に合わないしっ！！うぅっ//」
碓氷はというと３階への階段を駆け上がり、教室へとダッシュを決めていた。
なんとか始業時間に間に合えば、机の上で伸び切る碓氷。
一織「随分と慌ててきたんですね」
「いおりん…うん、ちょっと寝坊しちゃって…//」
一織「顔が赤いですね。どれだけ必死で走ってきたんですか、貴女」
ついには呆れ笑われてしまうも言い返しようがない。
だって、全部事実なのだから。
そんな様子を不満そうに眺める環。
環「てゆーか、なんか今日Aさ。雰囲気ちげーし。なんか変。」
「はい？！//変ってなにが、そんな変なとこなんてないし！//」
環「そうやって必死になるときって大体嘘ついてるときじゃん。なに、俺たちに言えないこと？」
一織「四葉さん？」
環「……なんか知ったにおいすんよ、Aから」
そうこぼせばくんくんし始める環。
知ったにおいと聞けば、環の野生の勘はやばい…っ、と内心焦りだす碓氷。
そんな彼女の様子をみれば、なにかを察したような顔をする一織なのだった。
「いおりんっ、環が怖いよ(´；ω；`)」
助けを求めれば、一織の背後へと隠れる碓氷。
ブレザーをそっと握れば、一織の背から顔をだし環の様子を見守るのだった。
環「だーっ！なんでいおりんにくっつくんだよ！」
一織「はぁ…巻き込むのはやめてくれませんか？」
「だってだって、うぅ///」
そんなあからさまにしょんぼりする碓氷の様子を目にすれば、「う、ぐっ…」と
ダメージを受ける一織。笑
はぁ、とため息をつけば今回は助けてあげよう、と手をかすことに決める一織なのだった。
一織「シャンプー変えましたか？」
「へっ？…うん！昨日ちょうどなくなってシャンプー変えたんだ！」
環「ふーん？…そういや、うちの事務所のシャワー室にあるシャンプーと同じにおいする気がする」
「っ？！」
一織「とにかく、四葉さんもそのへんに。注目集めてますから…」
「Aいじめんなし、四葉サイテー」と女子からの攻撃を理不尽にもうける環なのだった。笑
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ヒステリックちゃん - えまってどゆこと松雪って誰？？夫婦？意味分かんないえ原作でももちゃん結婚してないよね誰松雪待ってほんとヒステリック起こしそうあり得ないまってももどーゆーことなんで結婚してんのさすがに夢小説すぎるって、だめでしょさすがにごめんなさい理解がおいつかない。 (9月27日 14時) (
レス) @page19 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - 神杉て死ぬ。ばんさんのしょうせつとか神でしかないよ、、 (9月27日 13時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます！ご名答です、実は前作や前々作と繋がっていたりします(●´ω`●)気付いていただけてとてもうれしいです、ありがとうございます！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: 1cf7c1df21 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 松雪さんってピアニストの彼女の夢主ちゃんですかね？いつも楽しく見ています！！これからも楽しみにしています！！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: efae94ae6b (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - アリアさん» アリア様。はじめまして、コメントありがとうございます(´；ω；`) 引きました…もうひけどひけど、壮五くんしかでなくてですね、もう諦めました。笑 今回のは特にかっこよかったですよね…欲しかったですよね(;´･ω･)いえ！気軽にコメントいただければ幸いです！ (2018年4月15日 19時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
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