rain10 ページ12
都内某所、スタジオにて――。
ここAスタジオでは、MEZZOダブル主演である「雨」の収録が行われようとしていた。
今回執り行われるドラマは主題歌は主演であるMEZZOが担当し、作曲はかの有名な作曲家である
"松雪"が担当。
それに加え、特別ゲストとしてRe:valeの千が参加するということから注目度は
オンエア前から十分であった。
『そっち準備できてるかー！』
『MEZZOのお二人、はいりまーす！！』
精巧につくられた舞台セットに、役となり現れる俳優たち。
そしてその存在を引き立てるライト。
そのすべてに碓氷は見入り、そして憧れていた。
「すごい…やっぱり、ドラマってなると規模も大きいんだ…」
『あれ？君、この前の月９の撮影も見に来てた子か？』
「っ！あのときのカメラマンさん…！あはは、今日もお世話になります！」
『おうおう、なにかわからないことありゃ遠慮なく聞けって』
なんて会話をしてれば、碓氷の存在に気づき手をふる環と目が合う。
それに気づき、小さく手を振り返す碓氷であったがその隣で微笑む壮五を目にしてしまえば
固まるのだった。笑
壮五「そういえば、女優さん遅いね。準備に時間がかかってるのかな」
環「しらね。来ねぇなら来ねぇでいいし」
壮五「環くん…」
そんなやりとりをしていればフラグになったのか、先程まで円滑に動いていたスタッフの動きに
乱れが生じ始める。
壮五「なにかおかしい…」
環「なにが？」
「なにかあったんですかね？」
『うーん、なんか慌ただしいよな。トラブルかもな、確認してみるわ』
そして、彼女の物語は動き始める。
『MEZZOさん、すみません…っ、今、女優の――さんと連絡がとれなくてっ』
万理「電話も、事務所もだめですか？」
『はい、なかなかつながらなくて』
壮五「もし連絡がつかないようなら、僕たちは待てますからゆっくり対応してください」
そうにこりと微笑む壮五を目にすればペコペコと頭を下げるスタッフ。
だがその好意もかみ合わず、事態は好転していかない。
『っ、すみません…ようやくつながったようなので電話にでますねっ』
そしてその事態を外からみていた碓氷もまたひとりの男性に目を奪われていた。
「？あれっ…あの人、万理さんにそっくり…？」
動き出す歯車。
運命はもうすぐそこまで来ていたのかもしれない。
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ヒステリックちゃん - えまってどゆこと松雪って誰？？夫婦？意味分かんないえ原作でももちゃん結婚してないよね誰松雪待ってほんとヒステリック起こしそうあり得ないまってももどーゆーことなんで結婚してんのさすがに夢小説すぎるって、だめでしょさすがにごめんなさい理解がおいつかない。 (9月27日 14時) (
レス) @page19 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - 神杉て死ぬ。ばんさんのしょうせつとか神でしかないよ、、 (9月27日 13時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます！ご名答です、実は前作や前々作と繋がっていたりします(●´ω`●)気付いていただけてとてもうれしいです、ありがとうございます！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: 1cf7c1df21 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 松雪さんってピアニストの彼女の夢主ちゃんですかね？いつも楽しく見ています！！これからも楽しみにしています！！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: efae94ae6b (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - アリアさん» アリア様。はじめまして、コメントありがとうございます(´；ω；`) 引きました…もうひけどひけど、壮五くんしかでなくてですね、もう諦めました。笑 今回のは特にかっこよかったですよね…欲しかったですよね(;´･ω･)いえ！気軽にコメントいただければ幸いです！ (2018年4月15日 19時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
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