貴女が転校した先は幻想郷にある学校でした。 (ページ4)

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第１話「転校生」ページ4

クラス全員「転校生！？」

そう。私は今新しい学校で自己紹介をしている。
転校なんて初めてのことだから緊張する。

東恋学園中等部

それがこれから通うことになる学校の名前だ。

私のクラスには約三十人。
みんなそれぞれかわいい顔立ちをしている。場違い感がすごい。

「えと……日向です。大阪から来ました………よろしくお願いします…」

さすがコミュ障。全然喋れねえ。
自分で言っといてなんだけど、声ちっさ！！！
みんなポカンって顔してる。

妹紅「あー……大阪は日本の一部だ。この前習っただろ？」

先生が補足してくれる。………って、大阪わかんないの！？ここどこなの！？

クラスメイト「え！？じゃあ外から来たの！？」

待って待ってどういうこと！？外って……？

妹紅「あー…そうなるな。」

先生私がよくわかんないです。

妹紅「趣味とか好きなものとか言ったら？」

先生ナイス！それ言おう。

「えと、好きなものはアニメ、漫画、ゲーム。趣味は小説を書くことです。」

へぇ～と聞こえてくる。
まあでも誰も興味を持たないと思う。←それでいい

妹紅「これで終わりかな。席は………空いてるとこある？」

先生が言うと、一人の女子が手を挙げた。

魔理沙「ここ、あいてるぜー」

妹紅「じゃあ席は魔理沙の横でいいな。」

言われた席に座る。前に黒髪の女の子が座ってる。

魔理沙「よろしくな！」

少しはにかみながらそう言われる。

「うん。よろしく！」

中学一年の５月にはいったばかりの今日、私はこの学校に転校してきました。
さあ、これからどうなっていくのだろう………