ほっとけーき【曲パロ】【gt】【unei】

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gt視点



gt「あぶねぇｯ‼」

Aの銃を手で落とそうとするが
少し遅かったよう

爆発音のように響き渡る音
鳴ると同時にAの頭から紅い花が咲く

鉄の匂いがする紅い液体は
体中にべっとりとくっついた


gt「え、は、？」


倒れたAの翠色の目は
光がともっておらず
半開き

肌は青白く
頭からは
ピンク色のぐちゃぐちゃナニか

もう、生きていないのは確かだった

声が、出ない
息が、苦しい






…




gt「ドッキリか？心臓に悪いな…
ハハ、ハハハw…

…」


どうしても目の前にある真実に目を向けたくなかった

そのせいか「信じたくない。」という言葉が呪いのようにくちから何度ももれる
なんども、なんども

口に出したいわけじゃない

でも、今はもう、脳がおかしくなるくらいに俺はどうかしてる


彼女の頬を血濡れた手でなでる

とても冷たく
真っ赤になった頬


足に力が入らなくなって
膝から崩れ落ちる


顔が向かい合うように寝そべった


目尻が熱く
ぽとりと地面に何かが落ちる

それは止まることなく落ち続け

地面にシミを作った


gt「…そっか。
そうだよな

俺ももう、
いくわ」


彼女の手の銃をそっと取り
自分の頭に突きつける



真実や現実に目を向けたくないなら、

自ら見えないようにすればいいんだよ。


そういったのは、お前だもんな



gt「来世はもっと、お前に信頼される奴になりたいなァ…w」



俺はそっと、引き金を引いた

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