小さかったはずの彼。

7センチメートル。 ページ8

カランカラン


お客様が訪れたことを知らせる
ドアに取り付けられたベル


HB「いらっしゃいま、
　 なんだ、ハギョニヒョンか」

N「なんだとはなんだコラ」


どうやらホンビンの知り合いみたい。


?「ヒョン、僕もいます」

HB「あ、サンヒョガ！」


もう一人いるのか。


N「ねえテグナは〜？」

RA「何か頼んでいただかないと
　 うちのテグニヒョンは出しません。」

N「ちょっとなにそれ！ウォンシギは良いから
　テグナ！テグナに会いに来たんだから僕は！！！」

RA「お客様、他のお客様に迷惑をかける行為はおやめください。」

N「ヤー！ヒョンをからかうな！」


随分と仲が良いらしい


「ジェファナ、あの人達知ってる？」

KE「え、知ってるよ〜
　 あのヒョン常連じゃん」

「え、私一回しか見た事無い気が…」

KE「あー…Aはね」

「？どういうこと」

KE「んー、なんでもない！」


なんかやけに引っかかるな…
まぁ良いか…。




N「あ！女の子！」

HB「ちょ、ヒョン、」


タタタッと走って、

え、こっち来てる？


N「君！君ここで働いてるんだよね？」

「え、はい、あの、何ですか？」

N「そっかそっかー、君か〜
　あれ、思ってたより可愛いじゃん！」


…なんだこの人は。


N「うわ、結構タイプかも…」

″どうしよう〜″なんて言い
手で頬を包んでいる


…女の子みたい


やっぱり、この人ってそっち系…？(違います)


「(引)」

HB「ちょ、ヒョン近い近い」

RA「A引いてるから」

N「いやー、だってまさかこんな可愛いとは思ってなかったもん！」

「あの、離れてください」


こんなに至近距離で顔を見つめられたのは初めてだ。

…穴が開きそう…。

「ジェファナ、助けて」


近くにいたジェファナに助けを求める


KE「もう、ヒョン！いい加減に、」




LE「離れろ」

N「痛っ、ちょ、テグナ！？」


どこからともなく現れたテグンさんは
なんとかさん(名前忘れた)の顔面をわし掴んで
私と距離を取ってくれた。


テグンさん、やり方…。


N「もう、テグナったら！」


え、なんか喜んでない？この人…(引)


N「テグナが隠したくなる気持ちも分かるよ〜
　ふふ、可愛いもんねこの子！」

LE「黙れ、帰れ。」



何故だか分からないが
テグンさんはご立腹のようだ

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