夫婦の登校 ページ2
黒尾鉄朗
.
いつもより少し遅い時間に起きた。
昨日は木兎のとこと練習試合だった為か朝練がない日で、
久しぶりにゆっくり寝た気がする。
.
「さて、あいつら起きたか?」
.
俺の家はちょうど研磨とAの家の間にあるから窓を開けて2人の部屋の窓を見る。
これ日課ね。
研磨の部屋、、、カーテンが閉まっていて暗いはずの部屋からゲームの明かりが見える。
あいつまたオールだな。
そんでもう1人の幼なじみ。
Aの部屋は電気が着いていないがカーテンが空いてるし、1階のリビングには電気が着いてる。
こいつはいつも通りだな。
なんて幼なじみの起床確認が日課になってる俺ってなに。
これも全てマイペースな幼なじみ達のせいだと決めつけて俺も部屋を出る。
.
クロ母「あ、起きたのね〜おはよう」
「うぃー、おはよう」
クロ母「今日も凄い寝癖ね」
「これはもうなおりません。」
クロ母「あ、今日部活帰りスポーツドリンク買ってきて?」
クロ母「買いだめそろそろ無くなりそうよ」
「はいはい」
.
うちのスポーツドリンクは毎回買いだめがなくなったらその都度俺がまた大量に買ってくるシステム。
体力作りにもちょうどいいし、これを口実にAと帰る時間が長くなるからね。
Aに対してのこの感情はもういつから出来て続いているのか分からないぐらい昔からあるもの。
ただ、伝えることなく幼なじみというポジションに落ち着いて進展してこなかった結果更に距離を縮めるのが難しくなった。
なぜかって?
そんなの登校したら嫌でもわかる。
.
「じゃ、行ってくる〜」
クロ母「Aちゃんママに帰り遅くなること連絡してるから気をつけて帰ってくるのよ」
「うぃー」
.
玄関を出るとまずは研磨の家に向かう
そんで研磨の家にお邪魔して、研磨が着替えてるのを確認
そんで、Aの家の前集合なの一言を残してAの家へ
.
ピンポン
A母「はーい、てっちゃん?」
「そーです。おはようざいます」
A母「おはよう!今A出て行くからもう少し待っててね」
「うぃーす」
446人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hyuga(プロフ) - 黒尾ファンさん» ありがとうございます!気まぐれ更新ですがこれからもよろしくお願いします (4月24日 18時) (レス) id: 5f3b78dd3d (このIDを非表示/違反報告)
黒尾ファン - 続き楽しみにしてます。この物語好きです応援してます!!!! (3月27日 22時) (レス) @page4 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hyuga | 作成日時:2024年2月20日 18時