ｰ２ｰトリップ少女はとにかくマイペース【Ｄグレ】

55わ〜♪今を大切に ページ11

貴女said



貴「あら〜？明るい・・・」


部屋に戻る途中、談話室から灯りが見えた


貴「誰か居んの〜・・・」ｷｨ


ドアを開けて、覗いてみた

ソファにミランダが座っていた


ﾐﾗ「あ、Aちゃん・・・？」

貴「何してたの〜？」

ﾐﾗ「寝ないようにしていたの・・・だから、ただの暇つぶしかしら」


テーブルの上には、本やマグカップなどが置いてあった


貴「へぇ〜・・・あ、そうだ！その暇つぶしに僕の相談相手になって〜」

ﾐﾗ「えぇ、分かったわ」ﾌﾌｯ

貴「実はカクカクシカジカで〜・・・」

ﾐﾗ「そうだったの・・・」


あ、意味通じた









ミランダsaid



貴「分っかんないな〜・・・マジでなんでだ？」


本当に分からないのね・・・


ﾐﾗ「皆、貴女の事が心配なのよ」ｷﾞｭｯ


私は彼女の手を握った


ﾐﾗ「もっと自分自身を大切にしないと・・・」


貴女は仲間なんだから


貴「ねぇ、ミランダ〜・・・未来ってなんだと思う〜？」


・・・・・急に!?


ﾐﾗ「えっと・・・・・なんだろう？」


改めて考えると・・・


貴「だよね〜・・・僕はそんなの〜考えた事すらない‼」ｷﾘｯ

ﾐﾗ「・・・へ？」

貴「てゆうか〜結構どうでも良いし〜」


じゃあ、何で・・・？


貴「僕は“今”しか考えられないよ〜」

ﾐﾗ「・・・！」

貴「当たり前じゃないか〜・・・“今”生きてんだ・・・からさ〜・・・・・」


ｽﾄﾝ


肩が少し重くなった


ﾐﾗ「眠かったのね・・・」


彼女に毛布を掛けた


ﾐﾗ「おやすみなさい」


貴女は“今”を大切にしているのね

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