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『 ただいま 』
「 …えっ！？ 」
『 あれ、LINE見てない？ 』
「 え、LINE？あ、ごめん…ご飯作る 」
『 あ、ううん！いいよそのままで！
…ちょっと話があるんだ 』
「 …やだ…やだよ 」
ソファの上に体育座りに座ってる私は顔を膝にうずめる。
聞きたくない。怖い。要らないって言われちゃう？やだ。
強ばる私の手を握って私に問いかける涼太。
『 Aさ、なんか俺に話したいことない？ 』
「 …え？ 」
『 俺の顔見る度悲しい顔する理由、聞かせて？ ごめん。俺不器用っていうかさ、考えたんだけど理由思いつかなくて… 直接Aから聞きたい。俺なにかしちゃったかな？ 』
ソファの下に座って私を見上げる涼太。
…なんで涼太が悲しい顔するの？
悲しいのは私のほうなのに…
「 女の、子と腕組んでた 」
『 …俺が？ 』
「 友達と、中目黒寄った時、事務所の駐車場で女の子と腕組んでたよ、涼太。 」
『 …もしかして、さ、えっと、この人？かな？ 』
ちょっとごめんね、って手を離してスマホをいじる涼太。
遠慮がちに見せた画面には他のメンバーさんが一人の女の子を囲ってる写真。
真ん中にいる女の子はあの日涼太と腕組んでた女の子。
「 なんで…なんでそんなの見せるの…？ 」
『 ごめん。ちゃんと聞いて？ 』
いきなり声が低くなった涼太。
もう一度私の手を握るとふぅ、と息を吐いた。
『 この人、この前、うーんと、１ヶ月くらい前かな？新しく研修で入ったマネージャーさんなんだ。まぁ、コネで入ってきたんだけどね。この写真はこの子の歓迎会のときの写真。』
『 この子、マネージャーには興味無いんだ。興味あるのは俺ら。亜嵐くんとか、散々だったよ。やたらとペタペタ触ってくるし、俺らのことアーティストじゃなくて男として見てた。』
苦笑いで話す涼太。
きっと、涼太も涼太てま苦しんでたんだ。
私のために隠してくれてた？
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ちーちゃん - 私も小竹正人さんの作詞する曲、STOR性というかメッセージ性みたいなのがあってすごく大好きです!!!!!!! (2017年1月19日 22時) (
レス) id: 12a33458c0 (このIDを非表示/違反報告)
くまのぷーさん - なーちゃむさん» 全然、大丈夫です！むしろ嬉しいです(^ ^) ありがとうございます！ (2016年4月15日 19時) (レス) id: cf8db695fd (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃむ(プロフ) - くまのぷーさんさん» 涼太くんのリクエスト、次の長編のアイディアとして頂いても大丈夫ですか？(>_<) すみません、もっとじっくりそのお話書きたいなって思って！ (2016年4月9日 22時) (レス) id: 3a9aed4a40 (このIDを非表示/違反報告)
カッター(プロフ) - 前回の小森くんのお話の『シルシ』が好きなので似た感じのお話を読ませていただきたいです！ (2016年2月24日 2時) (レス) id: 5789e72960 (このIDを非表示/違反報告)
なにぬねの(プロフ) - 数原くんの結構ピンク系のお話が見たいです… (2016年2月23日 10時) (レス) id: 5789e72960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2016年2月8日 1時
