9. side Ryota ページ9
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絶対、わざとだ。
更衣室と向かい合ってるAさんの右側に居たのは俺だけ。
俺の向かいに、Aさんの左側にいた玲於が、龍友くんにAさんに何をしてたのかと聞くと、へらっと飯誘ったら断られた って笑った。
涼『 やな感じ。』
亜『 なに、どうしたの 』
涼『 俺もAさんとご飯行きたい 』
亜『 好きだねー 』
涼『 亜嵐くんのことも好きだよ 』
亜『 俺はそっちじゃねぇぞ 』
涼『 なにそっちに捉えてんの？ 』
バカみたい。
そう言い放つと、亜嵐くんは小さくため息をついて見ていた雑誌に意識を戻した。
片寄不機嫌レーダー、リーダーに届きました。
「 涼太くん、フィッティング入れる？ 」
涼『 はーいっ！ 』
亜『 うわ、こっわ 笑 』
涼『 ジャケット切り裂くよ 』
亜『 Aちゃんが選んだこのジャケット？ 』
涼『 ……ケチ。』
亜『 リーダー舐めんなよ〜 』
隣の亜嵐くんから逃げるようにAさんの元に向かう。
頭２個分くらいちっちゃい彼女から衣装を受け取って、更衣室の中。
深い紅、ボルドーよりもバーガンディーに近い色をしたリボンタイ。
こういう事は、考えるよりも体が動く。
落ち着かない声でAさんを呼べば、世話焼きなお姉さんみたいに、甘える俺を笑顔で受け入れてくれる。
もう、飽きたな、その顔。
涼『 使われてあげる 』
１度口付けた唇に、もう１度近付いてそう囁くと、大きな目が一際大きく開かれた。
Aさんのそんな顔、初めて見たから嬉しくて、つい口角が上がりそうになる。
あぁ、Aさんも、大人じゃないんだなぁ、なんて
いつも余裕があるような、大人な女性だと思ってた
俗に言う、高嶺の花…ってやつ？
俺だって、いつまでも学ラン着てるようなガキじゃないんだよ。
うわ、やばい。
かなり好きかも、俺。
……なーんて、
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菜緒子(プロフ) - いきなりスミマセンｆ^^*) Snow Whiteホントに大好きです!!!何回も何回も読み返してます！！また龍友メインのお話を書いてくれませんか？たのしみにしてます！！ (2017年6月14日 1時) (
レス) id: 903269e808 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はじめまして(*^^*)このお話大好きです！！私、龍友ファンなので龍友メインのお話でテンションアガってます(≧∇≦)これからも更新頑張ってくださいo(｀ω´ )o楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2016年11月23日 14時) (レス) id: 10446014c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2016年11月21日 19時
