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涼『 Aさーん！ ちょっとー！ 』
玲於に着けてもらうリングを調節してる時、フィッティングをしてる涼太くんが更衣室から私を呼んだ。
サスペンダー短かったかな、なんて思って玲於の手を離すとコロンッとリングがひとつ落ちる。
玲『 あ、すいません 』
「 うん、それ右手人差し指に着けてみて 」
玲『 あーい 』
「 どうしたの、涼太くん 」
涼『 これどうやるん…絡まっちゃいました、 』
ドアの外から声を掛けると、ドアを開けながら眉を下げる涼太くん。
涼太くんの手の中にはグチャグチャになったリボンタイ。
「 何をどうしたらこうなったの… 」
涼『 …ごめんなさい 』
「 ちょっと、待ってね 」
涼『 うん 』
私の手の中で解かれるリボンを、オモチャを壊した子供みたいにしょんぼりして眺める涼太くんは、ふと、待ち切れなくなったのか鏡に自分を写して後ろを確認する。
細い体をクルクル回してあまり着けた事がないというサスペンダーに興味津々。
「 はい、解けたよ、ちょっと中入るね 」
涼『 やってくれるの？ 』
「 襟上げて 」
靴を脱いで中に入ると、嬉しそうに笑って素直に襟を持ち上げる。
涼太くんに１歩近づいた時、誰かが扉にぶつかった衝撃で扉が閉まる。
まぁ、どうせリボン結ぶだけだし、ちゃっちゃと終わらせ、て… 、
龍友よりも高い首元に手を回すために大きく背伸びをすると、持っていたリボンタイを、涼太くんにスルッと取り上げられる。
見上げた先には、アブナイ顔をした涼太くんがいた。
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菜緒子(プロフ) - いきなりスミマセンｆ^^*) Snow Whiteホントに大好きです!!!何回も何回も読み返してます！！また龍友メインのお話を書いてくれませんか？たのしみにしてます！！ (2017年6月14日 1時) (
レス) id: 903269e808 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はじめまして(*^^*)このお話大好きです！！私、龍友ファンなので龍友メインのお話でテンションアガってます(≧∇≦)これからも更新頑張ってくださいo(｀ω´ )o楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2016年11月23日 14時) (レス) id: 10446014c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2016年11月21日 19時
