37. side Ryuto ページ37
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サキがうちに居座って１年が経とうとしていた。
２ヶ月くらい、と言われたにも関わらず、とうに過ぎた１年間。
涼『 やっかいだよねー 』
龍『 もうメチャクチャやねんまじ、』
久々に涼太とサシで飯食いながら、報告会。
ほんとに、もうメチャクチャ。
涼『 とか言ってるくせに同じベッド入っちゃうんだ？ 』
龍『 ……はぁ、』
涼『 気持ちいんだもんとか言わないでよ 』
龍『 なにが “もん” やねん…… 』
涼『 サキさんとは寝れないなぁ、笑 』
龍『 …いや何の話や 』
涼『 好きな人いるのにほかの女と寝る勇気は無いってハナシ。』
龍『 …… 』
目の前の鶏肉のササミにフォークを刺して、ドレッシングを絡める涼太は、イメージ通りの甘い声で俺にとって苦いことを難なく発する。
Aとサキ、そこにいる女を抱いてるような今の生活。
……どこの王様やねん…
涼『 Aさん、俺貰っちゃおっかな。』
龍『 …酔ってんの？ 』
涼『 そう見える？ 』
龍『 ３杯目、涼太の山やから 』
涼『 せーかい、実はちょっと酔ってる 』
龍『 もうやめとけよ 』
涼『 龍友くんこそ 』
龍『 …A、どう思ってんやろ 』
涼『 サキさんを抱いてること？ 』
龍『 自分以外に女がいる気配がしてること 』
涼『 ……龍友くん、言ってることメチャクチャやねん、さっきっから 』
龍『 はぁ？ 』
涼『 俺ほんとにキレそうなんだけど 』
龍『 待てってどうした 』
急にいきり立つ涼太を落ち着かせる。
いや、実はもっと前から、ずっと前からそう思っていたのかもしれない
こいつ、絶対Aのこと好きだと思う。
誘ってくるサキと、誘われるがままなA
サキのことを誘ったこともなければAに誘われたこともない
Aは俺のことを好きなのだろうか、と頭を抱えた事もあるけど、Aが好きでもない男と、涙を流してまで身体を重ねるはずがない。
…ほんま、調子ええクズ。
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菜緒子(プロフ) - いきなりスミマセンｆ^^*) Snow Whiteホントに大好きです!!!何回も何回も読み返してます！！また龍友メインのお話を書いてくれませんか？たのしみにしてます！！ (2017年6月14日 1時) (
レス) id: 903269e808 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はじめまして(*^^*)このお話大好きです！！私、龍友ファンなので龍友メインのお話でテンションアガってます(≧∇≦)これからも更新頑張ってくださいo(｀ω´ )o楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2016年11月23日 14時) (レス) id: 10446014c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2016年11月21日 19時
