Snow White

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そこまで深い話はしなかった。

涼太くんが２杯目のコーラをもう半分減らした時、突然声のトーンが落ちた。





涼『 いつから好きなの 』


「 一昨年、かな 」


涼『 …うわ、えぐ 』


「 ふふふ 」


涼『 知ってるの？ 』


「 知らないわよ。」


涼『 …ん？知らないの？ 』


「 知ってるか知らない、ってこと 」


涼『 ややこしー。あ、焼けたよ 』


「 ありがとう 」


涼『 きっかけは？ 』


「 なんだと思う？ 」


涼『 …傷を癒してくれたから？ 』


「 うーん、惜しい 」


涼『 なに、カラダ？ 』


「 っ？！ 」






傍から聞けば、なんのこっちゃなこの話。

突然始まったこの話。
涼太くんは、全部にうんうんと相槌を打つ。



なんのこっちゃな人に、少しだけ私の昔話しようかな。









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