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貴方が私に本気じゃないことくらい、とっくの前から気が付いてる。
それでもやっぱり好きだって思っちゃうなんて、誰に笑われてもおかしくない程の大馬鹿者。
「 … 、りゅうっ、 」
『 んっ、？ 』
「 …んぁ 、んんうっ…… 」
『 っ、愛してるよ 』
なんの躊躇いもなく零れた吐息みたいな甘い声。
彼にとってはただの口先だけの姑息な
私にとってはとんでもない劇薬。
たったその５文字を聞いたその一瞬で、涙が零れそうなほど幸せになれる。
差し出された林檎を一口齧れば、みるみるうちにその沼に嵌っていく。
『 んっ…イけ、！ 』
「 ぅぁあっ … ！！ 」
それはまるで、従順なイヌ。
ご主人様の言う通りにコエを上げると、彼は満足そうに私を見下ろす。
汗ばんだ肌を撫でる優しい掌に愛しさなんて感じない。
感じては、いけない。
それを感じていいのは、絶対私ではないのだから。
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菜緒子(プロフ) - いきなりスミマセンｆ^^*) Snow Whiteホントに大好きです!!!何回も何回も読み返してます！！また龍友メインのお話を書いてくれませんか？たのしみにしてます！！ (2017年6月14日 1時) (
レス) id: 903269e808 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はじめまして(*^^*)このお話大好きです！！私、龍友ファンなので龍友メインのお話でテンションアガってます(≧∇≦)これからも更新頑張ってくださいo(｀ω´ )o楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2016年11月23日 14時) (レス) id: 10446014c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2016年11月21日 19時
