My only superman II

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ドームでの3連戦最後のデイゲームまでジャイアンツは絶好調やった。コンディションが良かったのは俺だけじゃなかった。

原「Aちゃん勝利の女神だね！毎日来て欲しいぐらいだよ(笑)」

『選手の皆さんの実力ですよー！素敵なプレー沢山見れて幸せでした、監督もお疲れ様です！』


3日間の間に監督とも打ち解けていて、色々話していたみたいだ。慕ってくれるし娘のような感覚なんかなと思ったりもした。チームメイトとも監督とも馴染んでくれていて少し驚いた。

「Aー！帰んでー！」

『うん！皆さんお疲れ様でした！勇人くんの事よろしくお願いします！』


そう言って深々と頭を下げたAにやっぱり俺は頭が上がらない。付き合って数ヶ月でここまでしてくれる彼女は初めて。俺が遊びやった人もおったりするけど、そうじゃなくても尽くしてくれたり打ち解けたり…改めてAと周りに感謝しようと思った。


あと数時間でAの長いようで短かった休暇が終わる。この休暇の間色んな事をしてもらった。数時間の間に俺は何が出来るか色々考えたけど、一緒にいる事が一番やなって思って家でゆっくりする事にした。


ロッカー出て車に向かう時に夕飯何食べたい？スーパー寄って帰ろ、そう言った何気ないやり取りがもう暫く出来ないのだと思うと寂しいけど、そのやり取り次いつ出来るのかという楽しみもあって色んな感情で俺の心は煩かった。

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