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斗亜「お腹いっぱいや〜」
西村「Aと風さんはここでお別れやな」
「うん、またねみんな〜。西村は後でね」
火曜日はお昼ご飯を食べた後、
風さんと私、西村と斗亜ちゃんとこたちゃんで別々の授業を受ける
この時間は琉巧ちゃんも一緒に受けられるから何気に毎週楽しみだ
「琉巧ちゃんおはよ」
琉巧「Aちゃん、おはよう」
風雅「琉巧、今週シフトいつ入ってんの」
琉巧「今週は〜」
とケータイで確認し出す
彼もまた同じバイト先で、風さんの紹介で入ってきた
兄弟みたいに仲の良い2人のやりとりが毎回微笑ましく感じる
琉巧「あ、今日入ってんで」
「ほんま？じゃあ今日神メンツじゃん」
風雅「ほんまのイントネーション腹立つわぁ」
「えぇ、まだ違和感ある？」
風雅「いや、人の問題」
「おい」
風さんはちょいちょい私のことを弄ってくる
西に行っても、東にいても相変わらず誰かにいじられてる気がする
チャイムが鳴る前に先週のレジュメとルーズリーフにサッと目を通す
一方隣の人はまだケータイ触ってるんですけど
琉巧「Aちゃん、すんません。先週のレジュメ見せてもらって良いですか」
「はい、どうぞ」
琉巧「ありがとうございます、忘れてきちゃって」
そう言って真面目にペンを走らせる
大学の一コマは長い、特に3限なんて昼食後だから寝ている人がちらほらいる
襲いかかってくる眠気と闘いながら必死に目を開けるけれど、講義室の暖房がきいてきたのか
中々瞼が言うことを聞いてくれない
「い"っ」
風雅「っっ、なにしてんねん」
「やば、一気に目覚めた」
風雅「こんな古典的な起き方するやつお前ぐらいやわ」
琉巧「結構刺さってたで、大丈夫？」
声を殺して笑う風さんとは対照的に心配してくれる琉巧ちゃん
彼は天使の子孫なのだろうか
いつまでも笑い続ける右隣を肘でどついてまた板書に向き合う
『はい、じゃあ今日はここまで』
授業が終わり、みんな一斉にぞろぞろと教室を出て行く
私たちはしばらく待って空いてきた頃に教室を出る
風雅「A、一回家帰る？」
「うん、その予定」
風雅「ほんならお前ん家で休んでから行っていい？」
「いいけどちゃんと起きてよ」
風雅「ちゃんと起こしてや」
「琉巧ちゃんは？」
琉巧「俺は17時入りやからそのまま向かうわ！」
そう言ってさっさと教室を出ていく琉巧ちゃんを見送って私たちも教室を後にした
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あい(プロフ) - また更新してくださると嬉しいです。よろしくお願いします (2022年5月23日 8時) (
レス) id: a32fa7a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
NONAME(プロフ) - また更新してほしいです！よろしくお願いします (2021年11月1日 1時) (レス) @page24 id: 35cbaa669a (このIDを非表示/違反報告)
あや☆彡(プロフ) - 更新ずっと待ってました！これからもゆっくりで大丈夫なので楽しみにしてます！ (2021年8月26日 0時) (レス) id: 406abc7896 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます！めっちゃ楽しみにしてました！ (2021年8月24日 17時) (レス) id: 3887069233 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続きが気になります！更新、待ってます!! (2021年4月23日 15時) (レス) id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬ | 作成日時：2020年12月30日 12時
