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悠仁「A先輩って呼びますね！」
「うん、よろしく」
悠仁「俺のことは悠仁って呼んでください」
「悠仁口説くなよ！」って声があちこちから飛び交う
何故か懐かれてしまった
悠仁「いや、もうA先輩めっちゃタイプっす」
元木「確かにお前のタイプドンピシャだよな」
と、何故かこっちを見ながら言う湧
めっちゃ意地悪な顔してる
ムカつくから睨むと、フッって鼻で笑われた
悠仁「なんでこんなかわいいのに彼氏いないんですか？」
「……っ」
不意にそう言われてさっきのことを思い出す
止まった涙がまた溢れてきそうで必死に堪えていると、
黒田「みんなでゲームやんね？トーナメント戦で」
平塚「いいね、賛成！！」
元木「じゃあ、負けたやつこのミニスカサンタコスね」
檜山「うーわ、絶対負けたくねぇ」
いいタイミングで黒ちゃんがゲームをしようと提案してくれた
今日は彼に沢山助けられている気がする
後でお礼言わなきゃ
平塚「俺、あじのサンタコス見たい！」
安嶋「やだよ！絶対引かれるじゃん」
「Aちゃんはする？」って聞かれたけど、「見てるね！」と返して少し離れた机の方でちょこんと座る
「A先輩、応援してください！」という悠仁君に向かって「がんばって」とテキトーに返しておいた
元木「隣いい？」
「あ、うん」
ぼーっとみんなを眺めていると湧が隣に座った
こうやって湧と会うの久しぶりだな、何から喋ればいいかわかんないや
「元気？」
元木「めっちゃ元気」
「それはなによりで、」
「なんだそれ」って笑いながら私の分までジュースを注いでくれる
そういえばクリスマスなのになんで湧はここにいるんだろう
確かあの後美春さんと付き合ったって聞いたはずなんだけど
元木「あいつさ、バイト入れやがったの」
「へ、」
元木「美春ちゃん頼むよ〜って言われて断れなかったんだって」
「…そうなんだ」
元木「その髪型、似合ってんじゃん」
心がじわっとあったかくなった気がした
織山、気づいてくれたかな
それとも興味すらなかったかな
黒田「っしゃあ！勝った！」
悠仁「待って！罰ゲームだけは絶対やだ！」
そうこうしているうちに黒ちゃんがゲームに勝ったらしく、湧と交代して私の隣に座った
「寒くない？大丈夫？」と気遣ってくれる
黒田「今は俺しか見てないよ」
その言葉を聞いた瞬間、堪えてた涙をもう一度流した
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ぬ(プロフ) - 大矢さん» そう言っていただけるとは思わなくてびっくりしています(笑)ありがとうございます、頑張りますので引き続きよろしくお願いします。 (2021年2月6日 11時) (
レス) id: 5d74ab8973 (このIDを非表示/違反報告)
大矢 - 素敵な作品で、気がつけば一気に読んでいました！途中から涙が止まりませんでした。素敵な作品に出会えて嬉しいです。続きを楽しみにしています！ (2020年12月14日 6時) (レス) id: adf41a3acd (このIDを非表示/違反報告)
ぬ(プロフ) - あーちさん コメントありがとうございます。嬉しいです！ (2020年12月12日 3時) (レス) id: 5d74ab8973 (このIDを非表示/違反報告)
あーち - 続きがすごく楽しみです！！ (2020年12月6日 1時) (レス) id: 0545fdce9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬ | 作成日時：2020年11月19日 0時
