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勉強に飽きてお兄ちゃんのベッドに潜り込み暖をとってると
机の上で私のスマホが軽快な音を鳴らして通知を知らせる。
「うーーーん」
ゴロンと寝返りを打って机に目を向けた時には、
勇太くんの手によってスマホは私の目の前にきていた。
「ありがとう」
さも当たり前かのように一連の流れがあって、
こういうのもモテる理由なんだろうなって
好きすぎて嫌いになりそうだ。
スマホを開けば、
高校に入学してから何かと一緒にいる
伊藤未奈
からだった。
未奈[ねえねえ！
Aちゃんはバレンタインって何かするの？]
きっとあの可愛らしい顔で瞳をキラキラさせて打ってるんだろうな、
と未奈から送られてきたメッセージを眺めながら思った。
「バレンタインかー」
今の今まで忘れていた女子高生の一大イベントを呟けば、
もちろん部屋にいた2人にも聞こえていて。
「なに？
誰かにあげるの？」
と勇太くんに言われた。
「特に予定は無いけど、
友達が何かするの？って言ってきたからどうしようかなーって思って」
チョコレート作るの大変だろうし、
あげたい人はきっと山ほど貰うから、
私のチョコなんて埋もれるだろうし。
「俺にくれないの？」
ふっとスマホに視線を戻しかけた時。
一瞬私の周りだけ時が止まったかと錯覚させるほど、
ゆっくりとその綺麗な唇が弧を描く。
「えー勇太くんいっぱい貰うじゃん」
どうかお願いだから、
このうるさすぎる鼓動と、
微かに震えた声に、
どうかお願いだから気づかないでと、
どうでもよさそうに言い返した。
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藍(プロフ) - ゆいさん» ゆいさんコメントありがとうございます！お得意の妄想でバンバン書いていきますね_((Ф(･ω･`)ｶｷｶｷ 笑 (2018年7月19日 21時) (
レス) id: c336a997af (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続きが気になります！更新お待ちしております！ (2018年7月19日 21時) (レス) id: a62c72f2bc (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - TTKOMIさん» こんにちわ！TTKOMIさんコメントありがとうございます！そう言って頂けると励みになります(;_;) さらにドキドキきゅんきゅんしてもらえるように頑張りますね！ (2018年7月18日 15時) (レス) id: c336a997af (このIDを非表示/違反報告)
TTKOMI(プロフ) - 初めまして！この小説で1人でドキドキきゅんきゅんしてます！続きがとっても気になります！更新頑張ってください！ (2018年7月18日 6時) (レス) id: 80af5e22b7 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ららさん» 返信ってこれでやるんですね、今気づきました。↓にお返事投稿してます(>_<;) (2018年7月16日 23時) (レス) id: c336a997af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2018年7月16日 2時
