short story for･･･ (ページ25)

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ホットミルク／ルパン三世ページ25

コンコンッ

「どーぞ･･･ってAちゃん、どったの？」

「眠れなくて」

「そうかそうか、ちょっと待ってな」

今日はよく眠れない。

だからルパンの部屋にお邪魔させてもらおう事にした。

しかし、私が来るなりルパンは何処かへ行ってしまった。

「お待たせ」

数分後、マグカップを2つ手にしてルパンが戻ってきた。

「何それ？睡眠薬？」

「違う違う。ホットミルクだよ」

そのうちの1つを受け取り喉に流す。

「美味しい！」

「そりゃあそうさ、俺様の愛がたっぷり入ってるんだからね」

「･･････」

「無視しないでAちゃん」

「ありがとう」

「どういたしまして」

そういってルパンは私の頭を撫でた。

「何かぽかぽかする」

ホットミルクのせいなのか睡魔が襲ってきた。

「おいで」

ルパンもホットミルクを飲み干し私をベッドに招き入れた。

「狭くないか？」

「大丈夫！ルパン温かい！」

「Aちゃんも柔らかい･･･」

ルパンの手が胸のあたりにあった。

「ちょっと！どこ触ってるの」

「ごめんごめん、今度こそ寝れるか？」

「うん、おやすみルパン」

「おやすみAちゃん」

こんなによく寝たのは久しぶりではないかと思うほど私は熟睡していた。

この時、ルパンがこっそり寝顔を撮っていたとは知るよしもなく。

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「ルパン？何見てるの？」
「わあ！Aちゃん！えっと、何でもない！」
「怪しいな」