気の向くまま６ ページ7
私が学校へ登校するのは、HRが始まる十分前。
ギリギリ遅刻ではないので、我らが風紀委員長様にボコられたことはない。
静かで良いな……なんて。
今日は始業式である。
……始業式であるのに……
「沢田がボクシング部の笹川センパイと勝負だってよ！」
……どういうこと？
なぁんで君はいつも、騒ぎの中心にいるのかね……。そういう生まれなの？……いや、どういう生まれだよ。分からんわ。
ということで、見に来てみたは良いモノの……
「死ぬ気でボクシング部入部を断る！！！」
「ほーう……、俺は細かい詮索などせんぞ」
そこにいたのは、パンツ一丁で、頭から炎をだし、笹川センパイに挑む沢田くんの姿だった。
いや、センパイ、詮索しましょう？ ツッコミましょう？ 普通の人間は頭から炎を出しません。
「入部しろ沢田！！」
「いやだ！！！」
こりゃ、暑い戦いになりそうだ……。
まぁ、私には関係ない関係ない。
大人しく帰ったのだった。
＊＊＊
……眠い。
最悪だ。何なんだ。今日は……。
朝から、起きれず遅刻するし。今日に限って朝、門にいたの風紀委員長様だったし。
厄日？ 朝の占い最下位だった感じ？
というわけで、休み時間。
応接室に呼ばれたわけでありますが……
『……えーっと…………』
どういう状況でございますか？
何か、沢田くんがパンツ一丁でいるし。山本くんと忠犬くんは倒れてるし。
風紀委員長はトンファー持ってるし。それを赤ん坊が受け止めてるし……。え、赤ん坊？
「ああ、君か。少し待ってよ。……それにしても、素晴らしいね、君」
あ、はい。待つのは一向に構わないのですが。
「おひらきだぞ」
そう言った赤ん坊が取り出したのは爆弾。……待って、爆弾！？！？
あ、待って赤ん坊。どこからその爆弾出した！？！？
って、そこじゃない。いや、そこもだけど！
巻き込まれるのはゴメンだよ！！！
───ドッッッカァァァァン！！
……応接室は黒コゲに。
直前にそこを離れた私は無傷ですが。
「あの赤ん坊。また会いたいな」
応接室に戻ってきた私が聞いたのは、赤ん坊への想いを口にした風紀委員長の声だった。
待って、違う。違います、風紀委員長。
その前に赤ん坊の行動について疑問を持とうよ。
え？ あれ赤ん坊だったよね？ 幻覚？
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氷凛(プロフ) - たけちゃんさん» ありがとうございます！ そっち行きますね！ (2019年1月14日 15時) (
レス) id: f4be4844b9 (このIDを非表示/違反報告)
たけちゃん(プロフ) - やっぱなんでもないです！友達申請してきました！ (2019年1月14日 14時) (レス) id: f1405591e3 (このIDを非表示/違反報告)
たけちゃん(プロフ) - 氷凛さん» いや、暇人なんすよ笑友達ですか〜いいですね！どうやったらなれるんですか？ (2019年1月14日 14時) (レス) id: f1405591e3 (このIDを非表示/違反報告)
氷凛(プロフ) - たけちゃんさん» 早いっすねww ありがとうございます！ ……あの、相談なんですが、良ければ友達になりませんか！？？ (2019年1月14日 14時) (レス) id: f4be4844b9 (このIDを非表示/違反報告)
たけちゃん(プロフ) - めっちゃいいお話っす！お気に入り登録しました！更新頑張ってください！ (2019年1月14日 10時) (レス) id: f1405591e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷凛 | 作者ホームページ：http://123
作成日時：2019年1月14日 1時
