目隠し白髪高身長男にストーカーされています【呪術廻戦】

五条side ページ5

五条side

時刻は夜11時。帰宅ラッシュもとうに終わり、街が少し静かになった時間。


僕は大量の雑魚呪霊の気配に足を止めた。



ふと当たりを見回すと、今にも倒れそうなくらい疲れた顔をした女性…………の周りに大量の呪霊。
そりゃあんだけ呪霊に憑かれてりゃそーなるでしょ、まあ疲れてる原因はそれだけじゃないんだろうけど。

こんな時間に女性が1人で帰宅。おまけに飲んだ様子でもない。相当職場ブラックなんだなぁ…。






_というわけで、彼女に憑いている呪霊を祓うべくこうして後を追っているわけなんだけれども。

え？そんなのすぐ祓えるだろって？まあそうだけどさぁ。彼女意外と警戒心高いね。

すごく今警戒されてる、僕。



お？コンビニに入ってった。これは好都合。


僕はそのままコンビニに入り、何食わぬ顔で彼女とすれ違った。


ｽﾞｼｬｧ


さりげなく呪霊を祓ってね♡




＿翌日


気になって今日も昨日彼女をみた場所で彼女を待っていた。

だって気になるでしょ？どの程度の引き寄せ体質なのか。

そして現れた彼女の周りには




五「うわぁ。」




思わず声が漏れるほどの呪霊の量だった。昨日全て祓ったっていうのに、もうこんなに。


昨日と同じように後を追うと、コンビニを通り過ぎていった。あれ、今日は寄らないのか…。どうしようかな。


そう思った次の瞬間、

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ


引くくらいの全力疾走を披露する彼女。しかも意外と速いし！ほんとに呪霊憑いてる！？！？


仕方なくその日は諦めた。しかしこうも警戒されていたら祓えるもんも祓えない。仕方ない、可愛い教え子達ににお願いしちゃおうかな♡





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